(注意:実際の麻雀のルールに則って「九蓮宝燈を聴牌する確率」を計算したわけではありません)
先日,萬子牌36枚から任意の13枚を選び,並べたときに純正九蓮宝燈を聴牌する確率は,はたしてどのくらいだろうか?という話題になった.面白そうなテーマだったので考えてみたのだが,そもそも,麻雀を知らない人のために,まずは麻雀のルールから解説し,純正九蓮宝燈とは何かを説明する資料を用意した.
数値実験
数値実験をしてみる.数値実験をするために,次のようなコードを用意した.
このコードを動かしてみると,だいたい0.00011という値になる.パーセンテージにして,0.01%程度.そんなもんかな?
計算してみた
まず,パターンがいくつかあるか考えてみる.1と9は,4つの牌から3つずつ選ぶので,その選び方はchoose(4, 3) (※ R言語による表現)となる.2から8までは,4枚ずつから1つずつ選ぶので,それぞれ4.したがって,36個の牌から無作為に13個を選んだときに純正九蓮宝燈の聴牌となる選び方は,choose(4, 3) ^2 * 4^7 だけある.
そして,全てのパターンの選び方は,これはchoose(36, 13) でよい.したがって,その確率は choose(4. 3) ^2 * 4^7 / choose(36, 13) だ.
choose(4, 3) = choose(4, (4-3)) = choose(4, 1) = 4だから,けっきょく分子は4^9,分母はcoose(36, 13)ということになって,計算もそんなに難しくない.4^9・13!・23!/36! を計算してみよう.まず23!を消したいので,P = 4^9・13! / (36・35・…・24) = 4^7 / 35・34・31・29・27・5 = 2^13 / 35・17・31・29・27・5 = 8192 / 72212175 = 0.000113...
そんなもんでした\(^o^)/
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