2026年4月7日火曜日

レッツゴートゥザ屋台(お気楽クルンテープ通信 No. 58)

プロンポンの駅前に,夜になるといつも人だかりができている屋台がある.駅の北東側,エレベーターを降りた目の前にあるソイ39の角だ.朝から昼までは弁当を売っている場所が,夜になるとムーピンの屋台になる.

ムーピンというのは豚串のことである.正確にいえばこの店は「ムーピンの屋台」ではないかもしれない.豚串だけでなく,鶏や海鮮,野菜の串焼きなども売っている.なんて呼ぶのが正しいんだろう?どの串も,ひと串,10バーツ.リーズナブルといえばリーズナブル,プロンポンの駅前でこの価格設定は良心的といえよう.

今日は,仕事を終えて,いつものようにアソークからスクンビット通りをプロンポンまで歩いて帰ってきた.いい感じに疲れている.そうだ,ムーピンの屋台でいくばくかの串を買って,ビアシンをキューっといきたいぞ.そう考えて,例の屋台に並んでみた.

この屋台のシステムは,並んでいるなかで好きな串を選んでカゴに入れ,焼いてもらうというものである.いざ,自分の番になってカゴをもらおうと「ワッディーカッ」と店を切り盛りしているオババに元気に挨拶したら「ワンナワー(one hour)」と無慈悲に告げられた.

聞いてみると,オーダーが溜まりすぎて順番に焼いているけど,早くても1時間,いや,1時間20分はかかる,という.ちょうど最も混んでいる時間に来てしまった.いいじゃないの.待たいでか.時刻は19時15分.

なお,この店,接客と商品の陳列,焼き順のマネージメントなどをオババが一人で取り仕切り,焼きは若いおニイちゃんが担当するシステムらしい.

豚串3本,鶏,ささみ,ウィンナー,榎茸のベーコン巻き,オクラ,ブロッコリー,ヤングコーン,以上10本,100バーツを先払いして,順番待ちのチケットをもらう.

そこで,店のオババに「karai ok?」と尋ねられた.karai?なんだろう?少し間をおいて理解した.「辛い」か.日本語じゃないか.場所柄,日本人の客も多いのだろう.

唐辛子の瓶を見せられた.マイペンライ.辛いの歓迎,スパイシー,ウェルカムだ.「ペ・マクマーク・ナ」と応えた.ドカンと辛くしてくれや!という意味である.オババは目を丸くしていたが,ドンと来いである.

銭湯の洗い場にあるような小さな椅子に腰をかけて,ひたすら待った.この椅子,東南アジアでよく見かけるというか,ベトナムのビアホイと呼ばれるローカル居酒屋で道に張り出して出ているテーブルでよく見るやつとほぼ同じ.どこにでもあるなあという感じだ.

ふと横をみると,焼き待ちのキューが出来ている.焼かれる具材のカゴが順番に並べられているのだ.なにこれ,この人は肉ばかりだとか,なかなかバランスのとれたチョイスで好ましいとか,あるいは,野菜中心にオーダーしてる人もいるんだなあとか,見ているだけでも楽しい.自分のカゴを追いかけて,あとどのくらいかな?などと想像するのも面白い.

そうこうしつつ,スマホでちまちま遊びながら待っていたら,声をかけられた.焼けたよ,と.時刻は20時30分.ほぼ1時間20分経っている.オババの読みが正確で驚いた.

カップに入れられた焼きたてのほかほかしている串を持ち帰り,さっそく,自宅でビアシンをグビーっと.至福のひとときである.ごちそうさまでした.

ある日の風景(クルンテープ通信 No. 57)

今日はタイのちょっとした日常風景を二つ,紹介しよう.まずは次の写真を見ていただきたい.

この写真はうちのコンドミニアムの廊下である.斜向かいのお宅の玄関を写真に撮ったものだ.

タイも日本と同様,部屋の中では靴を脱ぐ習慣がある.問題は,脱いだ靴をどこに置くかである.

私は気ままな単身赴任,一人暮らしなので,通勤用の運動靴とサンダルしか使わない.フォーマルな革靴も持ってきていたが,使わないので一時帰国したときに持って帰ってしまった.そしてそれらは家の内側の,閉じた扉の脇に置いている.

しかし,タイの皆さんは脱いだ靴を扉の外に置きっぱなしにするのだ.誰かが持っていってしまうかも?なんていうことは一切考えない.一足のサンダルが置きっぱなしになっているのはよく見るが,今日は三足の靴が脱ぎ捨ててあった.お客さんかな?

共用の廊下なので,本来はこのように靴を脱ぎ捨てておくのはよくないと思うが,そこは気にしないらしい.マイペンライ.牧歌的で素晴らしい.

では,次の話題.

近所のスーパーマーケットで見かけた光景である.入り口の自動ドアを通ると,実に華やかな陳列が目に入った.よく見ると,水鉄砲が陳列されている.しかもかなり本格的なやつ.バズーカ砲を想起させる立派な水鉄砲だ(写真).

奥には濡れても問題なさそうなアロハシャツも売られている.はてさて?

少し考えて,ハッと,合点がいった.これ,ソンクラーンの準備だな.4月の13日から15日は,タイの旧正月,ソンクラーンだ.その期間は,水掛け祭りが行われる.

これまで,この時期にタイを訪れたことはあったはずだけれど,ソンクラーンの水掛け祭りはまだ未体験である.さすがにこの立派な水鉄砲を買うのは少し気が引けて買わなかったけれども,来週が楽しみだなあ.

2026年4月5日日曜日

バンコクの武蔵野線を行く(クルンテープ通信 No. 56)

バンコクには日本の飲食店チェーンが多数,出店している.メジャーなところでは,一風堂,CoCo壱番屋,焼肉ライク,すき家,かつ屋,大戸屋,やよい軒など.私が愛する松屋がないのがちょっと残念.

珍しいところでは8番ラーメンというチェーン店がある.このブログでも言及したことがあるが,バンコクに10店舗以上出店している北陸を中心に展開するラーメンチェーンである.いつかバンコク8番ラーメンの実力を探ってやろうと,虎視眈々とその機会を伺っていた.

今日は日曜日,お昼はラーメンの気分になり,そうか8番ラーメンに行ってみようと思い立った.せっかくだから,二度と行かなそうなところに行ってみよう.ネットで調べてみると,MRTイエローラインのバーンカピ駅近くにあるザ・モール・バーンカピに入っているらしい.よし,行ってみよう.

先に,イエローラインの位置付けについて少し説明しておきたい.このイエローラインは比較的新しい路線で,イミグレーションに行くときに使うピンクラインと同じ無人運転のモノレールである.MRTブルーラインのラットプラオから南下し,ぐるっと回ってまでBTSライトグリーンライン(スクンビット線)のサムローン駅を結ぶ.

東京でいえば武蔵野線のような位置付けで,郊外をぐるっと回る路線である.したがって,観光客が乗る機会はほとんどないだろう.実際,乗ってみると,乗客はほぼタイ人しかいない.ブルーラインやグリーンラインは市内中心部を走っているので,外国人観光客がたくさん乗っている.イエローラインはそれと対照的だ.市民の足である.

ラビットカードやクレジットカードで乗れるので,ローカル気分を味わいたければSRTより気軽に楽しめる.まあ,だからなんだという感じで,とくだんにオススメはしないけれど.

今日はサムローン駅から北上してみた.サムローンまで行き,そこで乗り換えである.日曜日の昼下がりなので乗客の数もさほど多くない.座れないことはないが,最前列に位置取って,前方の見晴らしがよいところに立ってみた.

サムローンを出発した列車は,ティッパワン,シーテーパー,シーダーン,シーベーリング,シーラサールと停車していく.駅の名前を見ていたら,やたらと「シーなんとか」という駅名が続くことに気付いた.

ライトグリーンラインのサムローン駅の隣はベーリング駅である.それに対してイエローラインの駅はシーベーリング.「シー」にどんな意味があるんだろう?横浜に対する新横浜みたいなもの?

チャッピーに訊いてみたら,「シー」というのは「高貴な,めでたい,栄光ある,尊い」という,縁起がよく格式の高いニュアンスを加える接頭語とのこと.新しく作った路線の駅名に,新なんとかとせず,尊い名前を付けるとは,気が利いている.そういえばシーロムもタイ語ではシー・ロムと書いてある.同じニュアンスなんだろうか.

さて,目指すは8番ラーメン,バーンカピで降車し,モールへ向かった.このモール,メガモールという感じで巨大すぎる.気分は,武蔵野線に乗ってイオンレイクタウンに行く感じだろうか.

8番ラーメンを探すのすら苦労した.3Fのレストランフロアに発見し,無事,目的達成.トムヤムクンラーメンと水で151バーツだった.リーズナブルなお値段である.味は,まあ,チェーン店なので,こんなもんだろう.

1Fの広場でイサーン地方か北部地方らしき屋台村イベントが催されていた.わーお.どの屋台も美味しそうな料理で溢れている.イサーン料理大好き.

豚料理の屋台が出ていて,1種類,100グラムで70バーツ,3種類だと200バーツというので,せっかくだから3種類の豚料理を買ってみた.料理の名前は,豚肉の唐揚げ,ムー・クローブ(写真奥)しかわからない.チャッピー頼みで申し訳ないが,帰ってきてチャッピーに教えてもらったところによると,ムー・パッ・プリックゲーン(写真手前左)とムー・トート・ガーリック(写真手前右)というものらしい.

帰りはラットプラオまで乗り,ブルーラインに乗り換えて帰宅した.帰宅後,買ってきた豚料理で一杯.ビアシンによく合う.いずれも美味しかった.ごちそうさまでした.

2026年4月4日土曜日

現代美術を嗜む(お気楽クルンテープ通信 No. 55)

自宅からちょっと歩いたところにあるDib Bangkokという美術館を訪れた.現代美術を収蔵している美術館で,東南アジアとしては他に類を見ない本格的なもの,という触れ込みらしい.

私は近現代美術が好きだ.印象派やルネッサンス以前の西洋美術,あるいは浮世絵など日本の古くからある美術も嫌いではないが,やはりポップカルチャーの明るさに惹かれる.キュビズムやシュールレアリズムも好きだと公言していたら,つい先日,卒業生から記念品としてマグリットの画集をいただいた.ありがとう.

ただし,現代美術,コンテンポラリーアートというやつは,ちょっとよくわからない.奇をてらったものが多く,どう理解せよと?と難解な印象が鼻につくこともある.素人ながら,新規性を求めるとこうならざるを得ないのか?という気もする.

さて,Dib Bangkokである.チケットは完全予約制.ネットで事前に購入する必要がある.一般タイ人は550バーツ,その他は700バーツ.外国人価格の設定としては,比較的,良心的かもしれない.

現代美術ということで,行こうかどうか迷っていたのだが,昨夜,酔っ払ってネットにアクセスしていたら,いつの間にか購入していた.あぶないあぶない.インターネット,飲んだらやるな,やるなら飲むな.

というわけで,10時のチケットを予約し,QRコードを取得していた.スマホに保存されたこのコード,当日の10時から11時までの入場が有効である.なお,訪問したのは土曜日の午前中だったが,人影は多くもなく少なくもなく,ほどよい加減で静かに鑑賞できていい感じだった.

Dib Bangkokはエカマイの駅から歩いて20分くらい.駅を出て南に歩く.ひたすら歩いて,ほどよく汗をかいたところで大きな建物が見えた.歩くのがおっくうな人はGrabなりタクシーなりを使えばよかろう.敷地に入ると,奥にインフォメーションがある.そこでチケットを見せると腕に紙テープを巻いてくれて,入場できるようになる.

展示は右手の奥から入る.入っていきなり,ちょうど胸くらいの高さで横に数メートルの長さにわたって壁が破壊されている展示がある.その前には,鎖で繋がれた金属バットが立てかけてあった.

はて,破壊の象徴?青春の蹉跌?十五の夜?尾崎豊?……などと訝しく眺めていると,キュレーターがつかつかと寄ってきて,「そのバットで壁を殴ってください.ただし1回だけ」と英語で説明してくれた.「1回だけ」という条件が面白いなあと思いつつ,フルスイング!

ドーンという大きな音がした.びっくり仰天.壁は少しだけ破壊され,破片が床に散らばった.驚いた,が,楽しいぞ,これ.こういう現代美術は大歓迎だ.わけわからんが,面白い.

美術館は3階建てになっていて,それぞれのフロアに十数点の展示がある.印象に残る面白いものもあれば,よくわからないものもある.十分な広さがあって,奇妙なものをなんでも作ってよいと言われて,こういうものを作れたら楽しいだろうなあというものもある.もちろん,それを作る技量と才能は素晴らしい.

テーブル一面に数百個のポジフィルムが並べられており,ときおりテーブルのバックライトが光ってそれぞれを鑑賞できるという仕掛けの展示があった.

よく見ると,日本の風景だったり,女性のヌード写真だったり.そのなかに,あれ?このオジさん,高橋源一郎では?と思しきものが紛れ込んでいた.壁の作品説明を見ると,Nobuyoshi Araki とある.なんだ,アラーキー(荒木経惟)の作品じゃん.高橋源一郎と交友関係があってもさもありなんである.

完全に蛇足だが,私も学生時代に新宿は靖国通りに面したDubというバーでアラーキーに遭遇したことがある.女性に囲まれて楽しそうに談笑されていたのがとても印象的だった.

話はDib Bangkokである.展示をゆっくり観てまわり,なんだかんだで1時間少々,楽しんだ.ちょっとしたお土産をもらえたのも楽しい.「タイムレコーダーで時刻を刻印した紙の枠から,好きな部分を切り取って写真がとれるよ」とキュレーターが説明してくれた.せっかくなので,時節柄,戦争反対のインスタレーション(It is Time t End the Forever War)を選んでみたが,どうだろう(写真).

全体の印象としては,作品のユニークさもさることながら,キュレーターの多さに驚いた.そして皆,iPadを手にして,暇つぶししている.ただし,彼ら彼女らも仕事はきちんとやっている.

多くの作品の手前には,「ここから先は近寄ってはならじ」との線を示すテープが床に貼られている.ところが,つい,その線を超えて観てしまうんだなあ.人間だもの.すると,すかさずキュレーターがやってきて,ダメダメダメーッと注意されるのである.静かな美術館なので笛こそ鳴らさないものの,この所作はいかにもタイだなあという感じがする.

皆さんも,Dib Bangkok訪問時には,床の線には十分にご注意を.

2026年3月30日月曜日

フォントの話と謎の文字(お気楽クルンテープ通信 No. 54)

こちらに来て5ヶ月が過ぎ,タイ語の学習もだいぶ進んだ.相変わらず会話はカタコトで,聞き取りはまだほぼ壊滅的だが,自作アプリの効果もあって,文字はひと通り読めるようになった.ただし,それはループフォントで書かれている場合に限る.

日本語でも明朝体とゴシック体があるように,タイ語にもセリフとサンセリフの代表的なフォントがある.セリフとは,文字の「飾り」のことで,ウロコとか,ヒゲとか呼ばれるもののことだ.サンセリフの「サン」はフランス語のSans(without)で,セリフのない書体を意味する.明朝体は飾りがあるのでセリフ,ゴシック体はないのでサンセリフに分類される.

タイ語の文字の場合,セリフのフォントを「ループフォント」,サンセリフのフォントを「ループレスフォント」と呼ぶらしい.KMITLの学生が教えてくれた.文字の中に「丸」(ループ)が入っているか否かで区別するとのこと.多くのタイ語の解説には「フォント・ミー・ファ」(セリフ),「フォント・マイミー・ファ」(サンセリフ)とも呼ぶともある.

その違いだが,この図をみれば一目瞭然だろう.上がループフォント,下がループレスフォントである.

あえて「似たような文字」を並べてみた.これ,全て違う文字で,8個の文字が並べてある.一番左のコーカイから始まって,ポーサムパオ,ドーチャダー,トーパタック……と続く.どうだろうか.ループフォントならまだしも,ループレスフォントになるとデザインが簡素化されていて,本当にビミョーな違いになる.

街中の看板は,ループレスフォントが使われていることが多い.ループレスフォントになると,慣れないタイ語初心者には,文字の識別がなかなか難しい.なお,手書き文字になるともう全くダメという話もあるが,それはちょっと置いておこう.

さて,文字に関する話題をもう一つ.

自作アプリ,「Iiolingo(イオリンゴ)」を使って44個の子音はきちんと覚えたし,母音もなんとなくだけれどもだいたい覚えた.これでバッチリ読めるようになったぞ,まあ,意味はわからんけど……と思いきや,習ってないよ!という文字がときどき出てくるのである.

まずは,これ「ๆ」.マイヤモックという文字らしい.これが出てきて,ハテ?子音表にも母音表にも出てこない,この文字は何かいな?と混乱した.

これは,繰り返しを表す記号とのことで,よく使われる(といっても口頭で,だけど),「เผ็ดมาก」(ぺ・マーク)は,「もっと辛く」という意味で,これが「เผ็ดมากๆ」(ぺ・マクマーク)になると「もっともっと辛く」になる.

タイ人はこの繰り返す表現をしばしば使うので,会話ではよく聞くパターンである.しかし,文字にして読んでいるわけではないので,この記号というか文字が出てきたときには,ハテナ?こりゃ何だろう?となったわけだ.

もう一つは,これ「」.マイヤモックと似ているが微妙に違う.これは,パイヤーンノーイという文字で,省略を表す.

最初に気付いたのはBTSに乗ろうとしたときのこと.サイアム方面からプロンポンに帰るときは,スクンビット線のケーハ方面行きに乗る.したがって,駅にある「ไปเคหะฯ」(ケーハ行き)というサインがあるほうのホームから乗ればよい.「ไป」(パイ)は行くという意味で,「เคหะฯ」(ケーハ)が終点の駅である.

ところが,文字を読めるようになった自分がこのタイ語をみたとき,どうしても文字が余ってしまうことに気付いた.すなわち,「เคหะ」だけで「ケーハ」と読めるのである.最後の文字,何だ?

というわけで調べてみたところ,それは省略を表す文字,パイヤーンノーイというものだと分かった.ケーハの後は,何かが省略されているらしい.そういえばクルンテープもタイ語では「กรุงเทพฯ」と書く.マハナコーン以下の省略が,最後の文字で示されている.

クルンテープ・マハナコーン(以下略)の正式名称は,日本に帰る前に暗記して覚えようと密かに考えている.正式名称を覚えるための歌もある.正式名称をひたすら繰り返すだけの歌だが妙に耳に残るので,自然と覚えられそうに思える.毎日それを聴いて覚えるようにしている.30年以上前に流行した歌らしいが,今でもタイの子供たちはその歌を聴いて覚えるのだとか.

2026年3月29日日曜日

三つの公園ハシゴ散歩(お気楽クルンテープ通信 No. 53)

バンコクの市内は木が多いイメージがあるが意外と大きな公園がたくさんあるわけでもない.北部のクルンテープ・アピワット駅やチャトゥチャック市場の近くに巨大なワチラベンチャタート公園がある他は,中心部にルンピニー公園とベンジャキティ公園があるのが目立つくらいである.

このルンピニー公園とベンジャキティ公園は1kmほど離れているのだが,その間を結ぶ「グリーンブリッジ」という遊歩道があるということを知った.せっかくなので,公園のハシゴと洒落込んでみようじゃないか.

今はもう暑季に入ってしまっているので,日中に出歩くのはやや辛い.そこで,日曜日の朝方,まだ暑くならないうちに歩いてみようと思い立った.

スタートはプロンポン駅近くのベンチャシリ公園から.ベンチャシリ公園は規模ほど大きくないものの,中心に大きな池があり,都心にありながら落ち着ける公園である.池端の林のなかで,皆さんがのんびりされているのを見るだけでも癒される.

今朝のベンチャシリ公園には大きなハートが置かれていた.素敵でしょ?

ベンチャシリ公園を北から南に抜けて,そのまま西に向かいたいところだが,バンコクの路地は東京のように網状になっていない.小川が集まって大きな川に至るような構造をしているため,そのまま西に向かっても突き当たりで終わってしまうからである.

朝なので時間はたっぷりある.少し回り道をして,スクンビット24通りを南下,ラーマ4通りの北側の路地をちょこちょこと抜けてクィーン・シリキット国際展示場側からベンジャキティ公園に向かった.

ベンジャキティ公園も,地図で見ると東側の大きな池のあるあたりだけが公園にみえるが,その西側に広がるベンジャキティ森林公園も繋がっているので,地図のイメージからすると3倍の大きさがある.

そしてランナーの多いこと!日曜日の朝だからということもあるだろうか.このクソ暑いのにわざわざ走らんでもと思うが.ちなみにプロンポンから歩いてきた私はこの時点ですでに汗だくである.

楽して爽快感を味わいたい皆さん向けに,無料の自転車貸出サービスがあるのは面白かった.イマドキなので,スマホでアプリをダウンロードしてQRコードにかざすとロックが解除されるという仕組みらしい.

自転車はママチャリ仕様だが,ハンドルにスマホを固定する台があり,ベンジャキティ公園のなかであればサイクリングを楽しめるようになっている.公園の出入り口にはガードマンがいるので,無理やり外に出ようとすると人力で止められるんだろうなあ.

さて,ベンジャキティ公園は南から北に通り抜ける.公園の北西の角にある出入り口がグリーンブリッジに接続しているので,そこからルンピニー公園に向かった.

ランナーが多かったベンジャキティ公園に比べると,ルンピニー公園にはそれほどランナーがおらず,典型的な「市民公園」という佇まいであった.ルンピニー公園にも池があり,スワンボートを楽しめる.

そういえばルンピニー公園でNetflixが実写版「ONE PIECE」シーズン2の配信記念イベントをしていたなと,最近のニュースを思い出したのは,池に浮かぶボートのいくつかがワンピース仕様になっていたり,池の真ん中に巨大なクジラの「ラブーン」が設置されていたりしたからだ.

イベント自体は3/15に終わっていたらしいが,その名残が随所にみられた.ていうか,イベント終わったのに撤去しないの?せっかく作ったんだから活用しようということか.いかにもタイらしい発想だなあ.マイペンライ.

ところで、今日も公園で可愛らしいリスを見かけた.都会の公園にリスがいるのは,世界的にみればあまり珍しい話でもない.ロンドンのハイドパークでも,ニューヨークのセントラルパークでも,リスがチョロチョロと走り回っているのを見かけたことがある.台北の二二八和平公園には馬鹿でかい台湾リスがたくさんいる.まあ,あれは,可愛らしいかというと疑問だが.

東京の公園にリスがいないのは何故だろうか.東京にも公園がたくさんあるが,リスを見かけることはない.せいぜい,地下鉄の駅でドブネズミを見かけるくらいか.いつぞや,深夜の渋谷で目の前をハクビシンらしき小動物が高速で横切っていったときはとても驚いたが,レアケースだろう.

さて,ルンピニー公園まで歩いてきて歩数は1万2千歩を超えた.さすがに疲れたのでBTS駅から電車に乗って帰ろう.お疲れ様でした.

2026年3月27日金曜日

水にまつわるお話・再び(お気楽クルンテープ通信 No. 52)

以前,水に関係する話を紹介した.今回もまた,水の話をしたい.

途上国の水道水は飲用に適していないという事実は広く知られているが,東南アジアも都市部では,飲める程度の水準まで,水道の浄水施設は進化している.ただし,水道管の整備に課題があるため,シンガポールなどごく一部を除けば,水道水をそのまま飲むのは避けたほうがよいとされている.ここバンコクも然り.

したがって,毎日,飲んだり煮炊きしたりするための水は,ミネラルウォーターのボトルをスーパーでまとめ買いして使っている.もっとも,料理はしないので,せいぜいコーヒーを沸かしたり,カップラーメンを食べたりというときに使うくらいだが.

湯沸かし器は,毎日,大活躍している.そのまま飲む水は炭酸水を買っているので,スティルウォーターは,ほぼ,沸かして使っている.

あるとき,湯を沸かしてカップに注ぎ終わった後の電気ポットを見て,底に残った湯のなかに,砂粒のような欠片が混じっているのに気付いた.皆さんはミネラルウォーターを沸かして飲んだことがおありだろうか?タイのミネラルウォーターに限らず,一般的に,ミネラルウォーターを沸かすと,結晶が析出するものらしい.

最初は何か汚れかと思い,気持ち悪かったが,もう,慣れた.

硬度にもより,ミネラル分の多い硬水を沸かすとそうなるのだそうだ.日本人が好む軟水では発生しないので,経験がない方も多いかもしれない.バンコクの水道水は硬度が高く,ローカルブランドのミネラルウォーターもまた,硬水ということらしい.

ところで,この砂粒のようなものの正体は何だろうか?乾かしてみると薄ベージュ色で,チャオプラヤ川の色にも似ている.浄化しきれなかった土壌が溶けてるんじゃないの?なんて意見もあり,それだとすると,あまり気持ちのよいものではない.

話は少し脱線するが,タイ人は衛生に関する意識は日本ほど高くないので,生活排水が流れ込んでいるチャオプラヤ川はあまり綺麗な河川とは言い難い.有り体にいえば汚い.そんな川にも関わらず,魚たちはたくましく生きている.

チャオプラヤ川河畔には,川床のように,水上に迫り出したテラスを持つレストランが存在する.そのようなレストランで食事をしていたときに,従業員が残飯をそのまま川に投げ捨てていた.日本の感覚だと,それはそれでいろいろ問題があろうかというところだが,こちらの流儀では,気にしない.マイペンライ.

するとどうだろう.水面が盛り上がったかと思うと,下から,大きな口を開けた,体長も50センチはあろうかという大きな魚たちがバシャバシャと集まってきたのだ.さながら池の鯉に餌をあげたときのような感じを想像してもらえれば,当たらずといえども遠からじといったところである.

もう一つ,川にまつわるちょっとした話を続けよう.もっと小さな市内のドブ川である.列車に乗って郊外に遠足に出たときのこと,車窓から市街の様子を眺めていたら,線路と並行して流れていたドブ川に,ワニがいたのだ.そう,バンコクのドブ川には,ワニがいる.

体の大きさは1メートルそこそこといった小型のワニだが,野生のワニである.アッと気付いたときにはもうその場所を通り過ぎてしまい,写真に収めることはできなかった.しかし,驚いた.

あとで調べてみたら,バンコク市内の川には小さな川でもワニがいて危険なので水遊びはしないようにとのこと.もっとも,そもそも水が汚いので水遊びをしたくはならない.

さて,話をミネラルウォーターから析出した「何か」に戻そう.この結晶,酢やレモン汁をかけて泡が出て溶けるなら炭酸カルシウム(CaCO3),変化が無ければケイ酸塩か砂の微小粒子の可能性があるとの情報を知人から教えてもらった.実験だ.

たまたま,マナオを一つ,手に入れた.マナオとはライムの一種で,タイで流通している果物である.タイ料理には欠かせないが,これもまた日本に輸出されていない果物の一種だ.見た目はスダチやユズといった感じの柑橘系である.

タイの焼酎であるラオカオを炭酸で割って絞ったマナオを入れて飲むと,これがたいへん美味しいのだが.それはまた別の話.

集めた欠片に絞ったマナオ果汁を垂らしてみた.はたして,確かに泡が出て少しずつ溶けていくじゃないか(写真).ということで,あやしい結晶の正体は炭酸カルシウムと判明した.科学の実験は楽しいね.

2026年3月14日土曜日

アートの街を歩く(お気楽クルンテープ通信 No. 51)

土曜日の昼下がり,仕事がひと段落したので,昼食をとるべく,かねてより行ってみようと考えていたプロンポン駅前のカオマンガイ屋に行き,カオマンガイをいただいた.70バーツ,およそ350円である.味はもう,不味かろうはずがない.チキンスープは絶妙な味,そのスープで炊いたご飯も旨い.

食後,なんとなしに,チャイナタウンとソンワット通り(Song Wat Rd)を散歩してみようと思い立った.ソンワット通りは,ストリートアートで有名なエリアである.アソーク,MRTのスクンビット駅まで歩き,そこから地下鉄に乗る.地下鉄で西方面に七つめ,ワットマンコン駅まで移動した.

ワットマンコン駅では3番出口から外に出よう.ネットで調べると「チャイナタウンに行くには1番出口がいい」と書かれているが,3番出口に出て通りを渡り,そのまま正面のソイ・チャロンクルン16の雑踏に入っていくほうが面白くてオススメである.

幅はせいぜい2〜3メートルほどだろうか,車は通れそうもない路地には両側の店舗が迫っていて迫力がある.中華街なので中華食材が目立つ.見たこともない食材もあり楽しい.

ソイは,多少広めの通り,ヤワラート通りに突き当たる.通りを超えて,さらに進もう.付き辺り(細い路地は続くが,商店街は右に折れる)を右に折れると,土産屋やファンシーな雑貨店が目立つようになる.ここでしか買えそうもないものもあり,時間をかけてお土産を物色するのも楽しそうだ.

さらに,ラチャウォン通りに出たら,左折してチャオプラヤ川方面に向かおう.少し歩くと,ソンワット通りの西端に到着する.

ソンワット通りを東に向かって歩いてみた.ソンワット通りからその東にあるタラートノーイと呼ばれるエリアは,バンコク屈指のアートの街と言われている.ストリートアート,壁画があったり,ギャラリーやオシャレなカフェも点在したりしている.

ちょっとしたインスタレーションというか,オブジェがポツンと置かれていたり,インタラクティブな仕掛けが用意されていたり,そぞろ歩くだけで,なかなか楽しい.

半球状の鏡が設置されていて,そこで超広角の自撮り写真を撮ることができるような仕掛けには,観光客と思しきオバチャンたちが群がっていた.実に微笑ましい.

さらに,自撮り写真が埋め込まれた新聞紙面ふうのプリントを出力してくれる機械もあった.遠目に眺めていたら,最初に新聞記事のテンプレートを選び,写真を撮影すると,プリントアウトしてくれるらしい.いくばくかの料金が要るようではあったが,よく考えられたサービスだなと感心した.

有名な壁画もいくつかチェックした.有名無名にかかわらず,雑多なストリートアートがそこかしこにあって,とても楽しい.インスタ映えするのか,写真を撮り合っている観光客がたくさんいて楽しんでいたようだ.

気付いたら1万歩以上,歩いていた.さすがに疲れたので,バンブルビーとオプティマスのオブジェをチェックしてから帰宅した.自宅で飲んだビア・シンの美味かったこと!

2026年3月12日木曜日

南国はフルーツ天国(お気楽クルンテープ通信 No. 50)

「タイは意外とパイナップルが美味しいんですよ」と教えてくださったのはバンコク白門会のMさんである.パイナップルといえばフィリピンというイメージがあるが,タイのパイナップルも美味しい.スーパーのカットフルーツコーナーでパイナップルが出ていたときに,試しに買ってみたら確かに美味しかった.

タイのパイナップルは酸味と甘味のバランスが素晴らしい.タイの人は甘いばかりの果物よりは,少々,酸味がある味を喜ぶらしい.その味覚には共感する.私もどちらかというと酸味の強いほうがよい.レモンを丸齧りすることもある.

それ以来,スーパーのカットフルーツコーナーでパイナップルが出ているときは,しばしば購入して食べるようになった.単身生活ゆえに,日頃,ろくな食事事情ではないこともあり,少しでもビタミンを補給したほうがよさそうだとの気持ちもある.

南国だからか,パイナップル以外も,美味しい果物は豊富で,いろいろな種類がある.日本ではマンゴーは高級フルーツだが,こちらでは比較的安価に食べられる.

カオニャオマムアンというデザートも有名である.英語ではマンゴー・スティッキーライスという.カオニャオは餅米,マムアンはマンゴーのことである.マンゴーと餅米を一緒に食べるというデザートである.あろうことか練乳をかけてさらに甘くして食べる.私はちょっと苦手なのでいつも遠慮しているが,好きな人は好きらしい.

私は,あまり甘い味を好まないこともあり,ドラゴンフルーツをたまに食べることがある.ドラゴンフルーツは日本でもそれなりに馴染みのある南国フルーツではなかろうか.白い果肉のものと赤い果肉のものがあり,どちらもシャリシャリした食感でさっぱりしている.

ベトナムはホーチミンの郊外に,ドラゴンフルーツ栽培を主要産業としているファンティエットという街がある.ムイネーという街に行ったときにその町を通りかかり,バスの車窓からドラゴンフルーツ畑がひたすら続く光景を眺めたことがあった.ファンティエットの街にあったロータリーの中心に巨大なドラゴンフルーツのモニュメントが設置されていたのがたいへん印象に残っている.

他にも,スイカやメロン,パパイヤ,バナナなど,定番の果物は常に売られている.ライチやマンゴスチンなど南国ならではの果物もあるし,意外といちごやりんごといった南国っぽくない果物も,さほど高い値段ではなく比較的手軽に買えるのはありがたい.

ところで,マヨンチットという果物をご存知だろうか.日本ではほぼ流通していないと思われる.知らない人も多いことだろう.私もバンコクに来て初めて知った.

見た目はビワに近い.最初にスーパーで見かけたときには,ああ,こちらでもビワがあるんだと思ったものである.しかし,ビワとは全く異なる種類らしい.それなりに高級なフルーツ扱いされているらしく,「カットフルーツで見つけたら,即,買え」と書いてあるネットの記事も見かけた.

というわけで,スーパーでカットフルーツとして販売されていたマヨンチットを見つけたので,買ってきたのだ(写真).

ちょっと量が多かったので,3回に分けて,食べた.たしかに美味しい.甘いなか酸味もしっかりしていて,私の好きな味に近い.アンズとマンゴーを足して2で割ったような感じで,ややアンズ寄りか.人によっては桃みたいな味と感じるかもしれない.いずれにしても,爽やかな味で,とても美味しい.

このマヨンチット,出回る時期は2月から4月だそうで,まさに今が旬らしい.しかも,その時期しかないらしいので,この時期にバンコクを訪れる機会があれば,ぜひ,食べてみてはいかがだろうか.

いろいろ調べてみたところ,マヨンチットにそっくりなフルーツでマプラーンというものもあるらしく,そちらはマヨンチットより少し大きめで酸味がほぼないとのこと.マヨンチットのほうが多少,高級扱いされているとのことだが味は好みの問題かもしれない.

また,バンコクに滞在している邦人マダムの間で,この時期にマヨンチットを使ったデザートの食べ歩きも流行っているんだそうで,「マヨ活」と呼ぶんだとか.まったく,なんでも〇〇活って言えばいいもんじゃなかろうと,喝を入れたくなる話.マヨラーに怒られるよ?

2026年3月11日水曜日

魅惑のMBKセンター(お気楽クルンテープ通信 No. 49)

FOSSAsiaに参加されたIさんの発案で電脳街ツアーが計画され,Iさん,Mさん,私の3人は翌日の昼に集合し,バンコクの街をそぞろ歩くことになった.ところで電脳街ってどこよ?と聞いてみると,MBKセンターだという.ああ,MBKセンターか.まあ,バンコクに来たからには一度は訪れてみる価値がある場所かもしれない.私も何度か足を運んでいる.今回は久しぶりの訪問である.

MBKセンター,正式にはMa Boon Khrongショッピングセンターというらしい……は,バンコクの中心地,サイアムのショッピングエリアにある.最寄り駅はナショナルスタジアムだが,BTSの結節点となっているサイアム駅からも歩ける距離にある.まさにバンコクの中心にある代表的なショッピングモールである.

MBKセンターではあらゆるものが売られており,なんでも揃う総合ショッピングセンターである.表向きは.

そして,その4階が電脳街となっている.ワンフロア全て,ITガジェットがところ狭しと並べられていて,怪しげな物品もちらほら.そう,一事が万事,怪しげなのである.

実は,数日前にネットニュースでMBKセンターの名前を見ていた.「コピー商品の巣窟『MBKセンター』米国がタイで唯一認定!」という記事である.曰く,米国通商代表部が,2025年版の知的財産権を侵害する「悪名高いマーケットのリスト」を公開し,そのなかにMBKセンターが名指しされていたとのこと.そう,ひとたびMBKセンターに足を踏み入れると,紛い物を売りつけようという売り子の皆さんが,次から次へと声をかけてくるのだ.

「スーパー偽物あるよ!」

なんだそれ.すごいキャッチコピーじゃないか.「偽物」というキーワードに罪悪感のかけらもないところが,いかにもである.

「秘密の部屋に来て!」

摘発から逃れるために,店の奥に秘密の部屋があるらしい.場慣れしているIさんは大丈夫だというが,そんなところに連れて行かれたら何を買わされるかわからない.

ルイヴィトンのモノグラム柄をまとったナイキのエアーがあった.ちょっと欲しいかもと思ってしまったが,そんなもん履いてたらすぐにバレて,速攻でボッシュートだろう.

名刺サイズのiPhoneがあった.彼らによれば「新型ネ!」ということらしい.Iさんの解説によれば,中身はAndroidとのこと.実際に,ちゃんと動作するのである.「タウライ?」(いくら?)と聞いてみたら,1,500バーツという.別の店では同じものを1,400バーツと答えた.1,000バーツくらいまでは値切れそうな感じである.買わないけど.

MBKセンターの面白いところは,紛い物,コピー商品を売る店と,正規品を売る店が同じフロアに混在していることだ.まさにカオス.正規品の販売店でちゃんとしたものを売っている人たちは,コピー商品の販売店をどう思っているんだろう.気にしてないんだろうか.まさにタイ,マイペンライである.

ひととおり見物した我々は,6階のフードコートでお昼を食べて,解散した.写真は,オムレツ載せごはんとレッドカレーのスープ.辛めの味付けで,美味しくいただいた.紛い物はびこるMBKセンターといえども,フードコートで食べられる様々な料理は,紛い物ではないのでご安心を.