2020年7月13日月曜日

LMSの閲覧確認データと動画視聴状況に齟齬発生?

ある非同期型オンライン講義では,動画を配信し,その動画のなかで毎回,課題を出している.毎回,複数のページでいくつかの動画を提示するという構成になっていて,最後だけでなく途中でも必要に応じて課題の問題を示している.

問題の発覚

LMSの利点として,アクセス状況を確認できる点がある.そして,そもそも本件に関して「おかしいな?」と気付く前に,全体としてコンテンツのアクセス状況が減ってきていることが,若干,気になっていた.毎回,ページ数が微妙に異なるので,1ページあたりのアクセス数で比較しなければならないが,それにしてもここへきてアクセス数が減っている.皆,課題を出すので課題地獄になっている影響なのか?ということも心配のタネではある.

そして今回の問題だが,ある学生が,最初の1ページしか閲覧していないというデータが浮かび上がった.最初の1ページは,前回の課題を解説する動画を上げているだけなので,そもそも講義資料にもアクセスできていないはず(全体の講義資料は2ページめに置いている).

しかし,当該の学生,課題はきちんと提出しており,それはきちんとできているのが不思議なのだ.はたして彼/彼女はどうやって課題の情報を入手したのだろう?

真相はまだ不明

LMSの記録が間違っているという可能性はある?あるいは,YouTubeに置いてある動画がそのまま続いて再生される?(動画は全て限定公開にしているので,そんなことあるのかな?再生リストのせい?)

とりあえず状況が分からないので,本人に聞いてみているところだが,不思議な現象が起こっている.YouTubeの再生リストでそのまま動画が流れ続けるというのであれば,それはそれで構わないが,そうすると今度はLMSの閲覧確認機能の抜け道ができてしまっていることになるので別の対応が必要になりそう.それも面倒だ.

しかしまあ,次から次へと,いろいろ問題が出てくるなあ.それを含めての試行錯誤なので,それもまたいとをかし,と楽しむべきなんだろうな.

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