開発環境(開発基盤・ライブラリ) の用意
Cコンパイラ(gcc)や,Ruby,Node.js などを用意する.せっかくなので,anyenvからrbenvとnodenvを入れてみることにしよう.まずは,素のUbuntu 18.04LTSにコンパイラが入っていないので,コード開発環境を入れる.apt-getをアップデートしておかないと途中でコケるようなので,最初にアップデートしておこう.$ sudo apt-get updateRubyのコンパイルやgemのnative extensionsのコンパイルなどで必要になるライブラリをあらかじめ入れておく.
$ sudo apt install build-essential
$ sudo apt install -y libssl-dev libreadline-dev zlib1g-dev libpq-devlibXXX-devという開発用パッケージが必要になる.これらにはライブラリのヘッダなどが入っているので,これらがないと,コンパイル時にコンパイラが参照できないというエラーになる.
開発環境 (言語環境)の用意
続いて,anyenvを入れる.$ git clone https://github.com/riywo/anyenv ~/.anyenvvi(エディタ)で追加する部分を示しておこう..bashrcには以下を追加する.
$ vi ~/.bashrc
if [ -d $HOME/.anyenv ]シェルを再起動すると,anyenvの初期化せよ,というようなメッセージが出てくるので,次の操作を行う.
then
export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH"
eval "$(anyenv init -)"
fi
$ anyenv install --initanyenvがキチンと動くかどうかは次で確認できる.
$ anyenv --versionrbenv(Rubyのバージョン管理環境)とnodenv(Node.jsのバージョン管理環境)を入れておこう.nodenvを最初に使用したときにエラーが出るので,対処療法ではあるが環境下にdefault-packagesというディレクトリを掘っておく.
$ anyenv install rbenvRubyとNode.jsのバージョンは,それぞれ2.6.3と14.0.0を入れた.最新版を入れてもよい.
$ rbenv install 2.6.3
$ anyenv install nodenv
$ touch $(nodenv root)/default-packages
$ nodenv install 14.0.0
(後編に続く)
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