正式な講義は2週間あとからということだが,なにしろこちらも初めての体験なので,テストも兼ねてガイダンスを実施してみた.参加学生は70名程度.構成は,次のようなものとした.
- 自己紹介(ちゃんと音声が聞こえているかどうか「挙手」機能を用いて確認)
- 資料を画面共有で写しながら,簡単な説明
- 参加者ひとりひとりによるショートスピーチ(意気込みなど)
- 補足事項を連絡して終了
動画は,こちら(教員側)はON,学生側はほぼ全員OFF.音声については「基本は全員ミュート.ただしミュート解除はOK」という条件で始め,全員に発言を求める際には,こちらから順番にミュート解除して呼びかけることで実施した.冒頭の,音声が聞こえているかどうかについてはほぼ全員が「挙手」してくれたので問題なし.ただし,反応が得られないので壁に向かって語りかけているような虚しさがあった.こればかりは慣れるしかないか?
全員に発言させるときに,「参加者リスト」を見ながら順番に発言を促していったのだが,以下のような問題点が露見した.
- 参加者リストが動的に変化してしまうので,上から順番に,というやり方で追いきれない.4人ほど,漏れが出てしまった.これは,1. まず全員に「挙手」でマークをつけてもらい,2. 発言したら手を下ろす(こちらから操作できる)という方法にすべきであった
- こちらからミュート解除したものの,発言が出ず飛んでしまった学生が2名いた.席を外していたわけではなく,学生側のマイク環境の不手際であったとの説明があった
初回のテストにしては,思ったより円滑にできた.後者のトラブルが少なかったのは,既に春学期が開始された週の半ばなので,他の授業等の経験により学生も慣れてきていたということはあるかもしれない.
次回はバーチャル背景を試してみようかな? |
0 件のコメント:
コメントを投稿