2020年4月29日水曜日

簡易SNSを作ってみよう(WSLの導入と準備:前編)

比較的さらに近いWindows 10があったので,WSL(Windows Subsystem for Linux)を入れてそこでRailsを動かす環境構築に挑戦してみた.手順を以下に示す.

WSLの導入

まずWSLの導入から始めよう.スタートメニューから「Windowsの設定」を開く.右下にある「アプリ」をクリックすると,アプリの設定画面に移る.


アプリの設定画面は次のようなものである.


右側をずっと下にスクロールしていくと,関連設定として「プログラムと機能」というリンクがある.ここをクリックする.


「プログラムと機能」ダイアログが開く.ここに「Windowsの機能の有効化または無効化」というリンクがあることに注目.ここをクリックしてダイアログを開く.


いよいよ核心に迫ってきた.

「Windowsの機能の有効化または無効化」の画面を下にスクロールさせていくと,Windows Subsystem for Linuxの項目がある.ここはふつうチェックされていないはずなので,ここの項目にチェックを入れ,OKボタンを押して閉じよう.これでWSLを導入する準備ができた(まだ導入は終わっていない).


ディストリビューションの用意

準備ができたので,次はディストリビューションをインストールする.Microsoft Storeを開き,検索窓に「WSL」というキーワードを入れる.すると,無料のディストリビューションから有料のものまで,いろいろな選択肢が出てくる.ここでは,Ubuntuを選んだ(図では素のUbuntuになっているが,実際にはUbuntu 18.04LTSを入れている).


Ubuntuを選択すると,次の図のようになる.


これでOK.スタートメニューからLinuxのシェルを起動できるようになる.

初回起動時の注意

初回起動時だけ,注意が必要.なぜかというと,ユーザ名(アカウント名)とパスワードが求められるからである.これは好きなユーザ名とパスワードを入れればよい.Windowsのアカウントと同じ組合せにしておくのが無難であろう.

(中編に続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿