ブレイクアウトルームを利用したインタラクティブセッションのやり方を説明する.
明後日11月27日は2021年度冬季HCD研究発表会,今回も残念ながらオンライン開催ということとなったが,ポスターセッションに代わるビデオセッションを少しアップグレードしてみた.というのも,Zoomのブレイクアウトセッションが,参加者が自由にブレイクアウトルームを選んで移動できるとの設定が可能になったからだ.
というわけで,影武者に登場してもらい,その機能を確認した.やり方は以下のとおりである.
ホスト側の設定
まず,ホスト側の留意点として,ブレイクアウトルームを開く前に「参加者がルームを選べる」という設定にしなければならない.
ホストがブレイクアウトセッションのアイコンをクリックすると,ブレイクアウトルームを開くかどうかのダイアログが出てくる.なお,今回はあらかじめルームを作っておいてもらった.事務局の皆さんありがとう!
ここで,左下の歯車アイコンをクリックする.
「参加者によるルーム選択を許可」にチェックを入れるべし.これが有効に機能する.そして,「全てのルームを開ける」をクリック!いまは影武者一人が未割り当てになっているだけだが,当日は未割り当てに多数の参加者が列挙されるはずだ.
ゲスト側の操作
続いて,参加者側の操作である.これが,少しわかりづらかったので要注意.
ブレイクアウトセッションが開始されると,参加者側にブレイクアウトセッションのアイコンが出てくるはずである.そこで,それをクリックする.すると,次のようなルームを選ぶ画面が出てくる.
ここで,入りたいルームを選択すればよいのだが,これがちょっとわかりにくい.ルームのタイトルをクリックすると,その部屋にいる参加者の表示を出したり隠したりできるようになっているのだろう.いまは自分(ホスト)と影武者の二人しかいないので,押しても何も出てこない.わずかに左側の三角アイコンの向きが変わるだけで,「どうやったら入れるんだろう?」としばし悩んでしまった.
正解は,右の青い数字「0」となっている箇所をクリックするのである.ここをクリックすると,「参加」と表示が変わる(次図).
さらにそこをクリックすると,確認のための吹き出しが出るので,「はい」を選択すると,そのブレイクアウトルームに参加できる.
ブレイクアウトルームから出るときは,右下の退出アイコンから「ブレイクアウトルームを出る」操作をすればよい.間違ってもオンライン接続全体から抜ける選択をしないように,ここは操作ミスで全体から抜けてしまいそうな作りになっているので,気をつけたいところ.
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