2021年11月20日土曜日

表示回数とクリック数の相関関係

Google Search Consoleを使うと,Googleの検索結果に関するいろいろな情報を得ることができる.たとえば,次のグラフはGoogleの検索結果に「飯尾研究室」ブログの記事が表示された回数と,さらに,そこからクリックで飛んできた回数が示されている.

今年に入って表示回数もクリック数も増えているのは,何が影響しているのだろう?昨年はオンライン講義のことばかり書いていたが,今年は変な記事も書き始めたからだろうか?

検索キーワードも興味深いが,今回は,表示回数とクリック数の関係性に注目したい.当然,表示されないとクリックされないので,表示回数とクリック数には高い相関関係があることが予想される.表示回数が増えれば,クリック数も増えるだろうし,表示回数が少なければ,当然ながらクリック数も少ないはずである.

というわけで,データをエキスポートして調べてみた.Search Consoleにはデータを表計算ソフトのファイルやCSV形式でダウンロードする機能がある.それを使い,散布図を示してみたものが,次のグラフである.

横軸が表示回数,縦軸がクリック数である.平均CTR(Click Through Rate)は5パーセント前後,これが高いか低いかは,どうなんだろう.いずれにしても,R^2の値は0.65とかなり高い数値を示している.

なんていうことのないデータだが,意味のあるデータを眺めていろいろと考えていると,面白い.それだけで何杯もご飯食べられそう.

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