2021年6月7日月曜日

オンライン研究会にはこれが足りない

名実ともに実施の責任者になってからは初めての開催だった2021年度春季HCD研究発表会(オンライン)も,つつがなく無事に終了したのでほっと胸を撫で下ろしている.数日前のリハーサルでは事務局とコミュニケーションミスがありリハーサル参加者にかなりの迷惑をかけてしまった.とにかく平謝りのメールを送りまくったことを考えると,本番を段取りよく実施できたのは本当に有難い話である.いやはやリハーサル大事.「もうみんな慣れてるからリハーサルなんてやらんでもええんちゃう?」とか言っててゴメン.

しかし,何かが物足りないのである.もちろん,対面で大勢の前で発表するヒリヒリした緊張感とか(HCD研究発表会はお陰様で毎回100名以上の方々にご参加いただいている),そういうものが失われているのは,折り込み済み.しかし,何かが物足りないのだ.と,自分が座長をしていたセッションを閉じようとして,ハタと気づいた.

「……では,ご発表くださった皆様と,ディスカッションに加わってくださったフロア,じゃなかった,ネットの向こう側にいらっしゃる皆様,チャットでなんだかんだと書き込んでくださった皆様に,拍手をもってこのセッションを終了といたしましょう」

通常は,座長のこのセリフで休憩に突入とあいなるが,画面上に拍手のマークがちらほら,たまにチャットに「88888」(ぱちぱちぱち,だそうだ.これもネットスラングなのか?)と書かれるだけで,静まり返ったネットの空間,足りなかったものは,これなのか?

というわけで,用意してみた,というか,ネットに転がっていたフリー素材の動画である.皆さんこれをお使いください.画面共有する際には左下の「音声を共有」を忘れずに.applause! applause!

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