2021年6月25日金曜日

リアルキャンパスのセレンディピティ

昨日,対面で行われる打合せに参加する必要があって,久しぶりに本学多摩キャンパスまで出かけた.何ヶ月ぶりかではあったが,以前と比べると,少し賑わいを取り戻しているかな?という印象で,学生の姿もちらほら.いつぞやのゴーストタウンのようなキャンパスという有り様ではなかった.

そんなことを考えながら歩いていたら,文学部のある先生とすれ違った.私はイヤホンでラジオを聴いていたのだが,声をかけていただいて気が付いた.少しばかり,立ち話をする.お互いの近況など伝え合い,いろいろ大変ですねと労りあった.

そしてふと気付いたのだ.オンライン生活にはこれがない.もちろん,こういう交流を避けるためにもテレワーク,ということなのだろう.疫学的にそれは正しいのかもしれない.しかし,人間はコミュニケーションする生き物なのである.こういうちょっとしたコミュニケーション,これをセレンディピティというのも烏滸がましい気もするが,こういった出来事が人生の彩りではなかろうか.こういうコミュニケーションあってこそ,日頃のストレスが緩和されるといったら言い過ぎだろうか.

学生と比べると,なんやかんやと理由を付けて入構できる教員ですらこれなので,より制限を課されている学生のストレスは相当なものだろう.学生も人間であるからには,この問題を避けて逃げるわけにはいかない.やはり,我々も学生の教育という職務を担っている以上,真正面からきちんと向かい合うべき問題である.

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