2021年2月5日金曜日

論文誌編集長へのお誘い

あちこちの国際会議で研究成果を垂れ流していると,まあ,いろんなところからテキトーなお誘いを頂くようになる.今日は新しい論文誌を作るので編集長(Editor-in-Chief)に就任してくれないか?とのメッセージを頂戴した.

それはそれで名誉なことであるし,マトモなお誘いなら引き受けることは吝かでもないのだが,そもそも出版社がいわゆるPredatory publisherとの疑いが持たれているということで有名な出版社なので,気が引ける.さらに,なかなかリクエストが厳しくて,ただでさえいろいろ業務に忙殺されているなかで,私には突きつけられた条件に対応できる自信がない.

20人の編集委員を用意せよ ― それもh-indexが20以上の人を選べとのこと.そもそも私のh-index自体そんなに高くないのに,どうせよと?名前挙げるだけなら,まあ,テキトーなDB検索してリストアップすることくらいであればできないこともなかろうが,そんなイイカゲンな仕事でいいのか?また,年に1度以上は論文を寄稿せよとか,卓越した科学者をゲストエディタとして毎年呼んでこいとか,なかなか厳しい条件を並べている(下記)

まあとりあえず放置かな.しかし世の中は様々なSPAMがあるもんだなあと.いろいろ面白い.

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