ブームはひと段落した感じもするが,それは,AI技術を活用した音声インタフェースは生活に浸透してコモディティ化した証なのかもしれない.OK, Google!,Hey, Siri! など,皆さん活用してますか?実は私は全く使っていない.だって恥ずかしいんだもん.
たまたまエアコンを新しくしたという知人のFacebook投稿をみていたら,音声制御するのに名前を付けなきゃならないという話題で盛り上がっていた.それを読んで,そういえばかつて似たような話題で盛り上がっていたなあと昔の記録を紐解いてみたら3年前の投稿が出てきた.
けっきょくのところ,OK, GoogleだのHey, Mercedesなんてのは主語を明確にする欧米の言語文化が背景にあるからだろう.主語を明確にしない日本に直輸入しても文化的インピーダンスミスマッチが発生してしまう.日本語みたいなハイコンテキスト文化を理解できるAIはまだまだなんだろうねえ.
追記
Facebookの某グループで本記事をシェアしたところ,「『ねえGoogle』は使ってる」というコメントを頂きました.ナルホド!
さっそく手元のiPhoneに「ねえSiri」って語りかけてみたらちゃんとSiriが起動するじゃないの.これは知らなんだけど,いちおうちゃんとローカライズしてるんだねえ.「おいSiri」とか高圧的な態度ではダメだった.いかな機械といえど,質問があるときは謙虚な態度でお願いしようね.
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