渋谷警察の向かいに渋谷ストリームから地下通路に降りていくエスカレーターがある.そこでこんなポスターを目にした(写真).
これらのポスターは,渋谷ストリームに入っている飲食店とクリエイターがコラボレーションして作成したポスターということらしい.いずれもポップな印象で人目を惹くすばらしい作品群である.
ところで,このポスターを見ていて私はあることに気付き,エスカレーターを1往復半して数えてみた.それは,描かれている人間のジェンダーである(人間以外のキャラクターが一人いたが,それは対象外とする).
これらのポスターに,32名の人間が描かれている.そのうち28名が若い女性である.残りの4名のうち,2名は中性的で性別不詳,1名が明らかに青年とわかる男性,そして,オジサンはただ1名(写真の上段左から2番目)であった.
これはいったいどういうことだろう?若い女性にあらずば人にあらず?
いやまあ,現実に異を唱えたいというわけではない.これをどうせよというつもりもない.ただ,このような現実もあるということを指摘しておきたいだけなのだ.もちろん不当な男女差別はよろしくない.政治家や経営者層に女性を増やすべきだ,それはごもっともであろう.
それはそれとして,オジサンやオバサンにも,もっと日の目を当ててよいんじゃまいかね?
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