2022年7月1日金曜日

【決定版】ハイブリッド会議の最適解

以前,「ハイブリッド会議の最適解(続・ハイブリッド開催の経験から)」という記事で,オンラインおよび教室でのハイブリッド研究会の設定を検討した.その後,「100名規模ハイブリッド研究会の開催顛末」で報告したとおり,そこそこの規模のイベントで実施してみたところ,いくつかの課題が新たに得られた.

なかでも「教室のやりとりがオンライン側では聞こえづらかった」という指摘が多く,その点は喫緊の改善点と認識していた.他にも,ホストPCは表示用PCとは別にしたほうがよいなど,細かな点をアップデートした構成が,次の図である.

「ハイブリッド会議の最適解(続・ハイブリッド開催の経験から)」で示した図と比べられたい.大きな更新は,サブマイク付きマイクを使用する,という点である.

サブマイク付きマイク?なんだそれ?とお思いだろう.これは,教室に用意されているマイクにBluetooth接続の小型マイクをくっ付けたシロモノである.教室の音響設備に音声入出力が無いため,苦肉の策ではあるが,試してみたらそれほど違和感もなかったので,これでうまくいくのではないかと期待している.

なお,教室の音響設備に音声入出力がある場合は,そちらを利用されたスマートな解が考えられるだろう.本方式は,いささか泥臭い対応である点はご容赦いただきたい.

さて,今回,サブマイク用に,マイク2系統,受信機1台の,超小型ワイアレスマイクを購入した.3,800円という安さに,本当に使えるの?と半信半疑で買ってみたが,試してみたところ,これがとてもうまく機能する.

受信機(左)とマイクはこんな大きさ.とても小さい(USB-Cコネクタの大きさと比較してみれば小ささがわかる).

ハンドマイクにくっつけてみたところ.実際の利用時には,落ちないようにテープで巻くなど,もう少し工夫がいるかも.

コード型マイクだと違和感はない.これはこのままでOKだろう.

もう1つのUSB-Cコネクタが潰れてしまうのがネックで,充電できなくなると思いきや,このようにすれば充電しつつ使えるということも確認できた.

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