SMILE projectの一環として,タイ国に出張した.目的は,同プロジェクトのカウンターパートとして手を挙げてくれたいくつかの現地高校との人的ネットワーク作りと,実施環境の確認,そして,プロジェクトで使用するシステム,Dialogbookの使い方に関する説明である.
この写真は,Taweethapisek School の先生にDialogbookの使い方を説明しているところである.さほど複雑なアプリではないので手取り足取り教えてあげる必要もないかもしれない.しかし,最初にアカウントを作ってログインしてもらうところから試してもらい,現地の先生が実際に操作できることを確認すれば,こちらとしても安心感がある.
今回訪問した各校では,いずれも多大な歓待を受けた.さしずめ,はるばる日本からよく来てくださった,というところだろう.しかし,それによって信頼関係を深めることがプロジェクトを成功させる秘訣なのである.
システムの使い方を教えるだけであれば,オンラインミーティングツールを使って画面共有しながら説明すれば,なんとか実現できるかもしれない(といっても不安は残るが).しかし,人的ネットワークの構築や,プロジェクトの全体像をしっかり理解してもらうことなど,やはり,実際に直接会って,胸襟を開いたコミュニケーションを行うことが重要なのである.今回の出張では,そのことを改めて感じた.
0 件のコメント:
コメントを投稿