2020年4月16日木曜日

オンライン講義のちょっとした工夫(サクラ編)



ひとりふたりでも顔出しOKの学生がいるとやりやすい,というお話です.

ネットワークの帯域への配慮とか,学生のプライバシ確保だとか,いろいろな理由で「顔出しNG」が推奨されているオンライン講義だと,受講者の名前しか表示されないので,まるで名簿に向かって語りかけているような味気なさがある.


そもそも「講義や講演,プレゼンテーションは,受講者,オーディエンスとのインタラクションやでぇ?」と学生にも教えているので(図は1年生向け基礎演習の講義資料のひとコマ),一方的に喋るスタイルだといつもと勝手が違うのは当たり前.一方的なお喋りには放送局のアナウンサーのような,また別のスキルが求められるわけですね.

放送大学でもアシスタントがちゃんと付いてるもんねえ.以前,schooに出演(出講?)したときも,アシスタントがいらっしゃったのでとてもやりやすかった.放送型の情報発信だと,あのアシスタントってすごく重要.

というわけで,それにヒントを得て,幸にしてこの科目にはTAが付いてくれていたので,TAにアシスタント役をお願いしてみた.といっても,お願いしたのは「顔出しして,テキトーに相槌うってくれる?」というだけのこと.「冗談とばしたらウソでも微笑んでね」……というのは,これはちょっと余計なお願い.

結論としては,これが大正解だった,と.

オンライン講義だと,TAに話しかけているだけで皆に話しかけていることになるから,通常のプレゼンテーションのように視線のローテーションとか不要だし,TAの表情でネットの向こう側の反応がわかるから,喋っている内容がきちんと伝わっていることも確認しながら進められる.まさにTeaching Assistant(それだけでアシスタント……TAの役割を十分に果たしてると思う,というのは言い過ぎ?).

TAがいないときは,ネット接続環境やプライバシ等に問題ない学生から志願者を募るだけでも違うと思うので,お試しください.

2020年4月12日日曜日

オンライン講義のよいところ

先日,オンライン講義をやってみて,学生の顔が見えないので慣れるまでやりにくそうという感想を述べた.しかし,ぼやいているだけでは仕方がない.声だけの顔の見えないオンライン講義のよいところはないだろうか.

対面講義より学生の正直な声を聞ける?

初回ということもあって,ひとりひとり,順番に「意気込み」を聞いてみた.ネットの向こう側にいる安心感からか,あるいは「大勢の前で話す緊張感」を感じないせいか,私に語りかけるように素直に意見を表明してくれた学生が多かったような印象を得た.

こちらがわの不慣れな点もあり,順番がうまくいかないこともあったが,何人かが自発的に,チャットで,こうしたらどうですか?という提案をしてくれた.キーボード,タイピングへの習熟度の差が多少は影響するだろうが,挙手して提案よりは,学生側も発言への抵抗感が低いのかもしれない.

工夫すればインタラクティブにできそう

別の先生から,対面の授業より質問が増えた,という報告もあった.対面の講義において,「インタラクティブにやりたいのでいつでも遮って質問してくれて構わない」といつも初回に説明しているのだが,なかなかそのようにインタラクティブな授業になることがない(社会人相手の講演と学生相手の講義の大きな違い!).学生に聞いてみると,「質問で遮ることで講義を止めてしまうのが申し訳ない」という気持ちと,「こんな簡単な質問をするのは恥ずかしい」という思いがあるので,躊躇するようだ.まあ,後者については学生の大きな勘違いであることも多く,意外と芯を突いた質問や疑問でハッとさせられることもある.

オンライン講義だと,この点で改善を見込めるのではないかという期待がある.授業中の発言に関して,チャットで(こっそり)質問する,という行為が,学生側の抵抗感を大きく下げているように見受けられる.また,教室のなかで悪目立ちすることがない,という安心感も,学生側からの発言機会を増やす原動力となりそうではある.

教員側の負担は多いが…… 工夫すればなんとかなるか

ただし,先日やってみて分かったのは,問題は「チャット画面を監視しているわけにもいかない」という点で,チャットで質問があってもそのタイミングがわかりにくいということだった(※ Zoomの場合.他のツールだとまた違うでしょうね).

幸にしてTAを付けてもらえる講義のため,TAには,チャットの監視と,質問があったときの「発言による割り込み」などをお願いするとよいかもしれない.いずれにしても,対面の講義と違っていろいろな制約が多いので,オンライン講義ならではのよいところを少しでも探していければというところである.


2020年4月9日木曜日

Zoomオンライン講義をやってみて

正式な講義は2週間あとからということだが,なにしろこちらも初めての体験なので,テストも兼ねてガイダンスを実施してみた.参加学生は70名程度.構成は,次のようなものとした.
  1. 自己紹介(ちゃんと音声が聞こえているかどうか「挙手」機能を用いて確認)
  2. 資料を画面共有で写しながら,簡単な説明
  3. 参加者ひとりひとりによるショートスピーチ(意気込みなど)
  4. 補足事項を連絡して終了
動画は,こちら(教員側)はON,学生側はほぼ全員OFF.音声については「基本は全員ミュート.ただしミュート解除はOK」という条件で始め,全員に発言を求める際には,こちらから順番にミュート解除して呼びかけることで実施した.冒頭の,音声が聞こえているかどうかについてはほぼ全員が「挙手」してくれたので問題なし.ただし,反応が得られないので壁に向かって語りかけているような虚しさがあった.こればかりは慣れるしかないか?

全員に発言させるときに,「参加者リスト」を見ながら順番に発言を促していったのだが,以下のような問題点が露見した.
  • 参加者リストが動的に変化してしまうので,上から順番に,というやり方で追いきれない.4人ほど,漏れが出てしまった.これは,1. まず全員に「挙手」でマークをつけてもらい,2. 発言したら手を下ろす(こちらから操作できる)という方法にすべきであった
  • こちらからミュート解除したものの,発言が出ず飛んでしまった学生が2名いた.席を外していたわけではなく,学生側のマイク環境の不手際であったとの説明があった
初回のテストにしては,思ったより円滑にできた.後者のトラブルが少なかったのは,既に春学期が開始された週の半ばなので,他の授業等の経験により学生も慣れてきていたということはあるかもしれない.
次回はバーチャル背景を試してみようかな?

2020年4月7日火曜日

WacomのタブレットをMacへ導入する際のトラブル回避法

自宅からオンライン講義をしなくてはならなそうな状況になってきて,研究室のホワイトボードが使えないのでWacomのタブレットを導入してみた.購入した製品とPC環境は以下のとおり.
  • Wacom Intuos M BT(製品番号:CTL-6100WL)
  • macOS Catalina, 10.15.3
2020年4月7日時点で,最新版のドライバだとハマるので要注意!


図1 導入ガイド

初期導入

買ってきた箱をいそいそと自宅で開梱し,USB接続(残念ながらUSB-Aなのでアダプタ経由で接続)して試してみるも,動かない.説明書をみるとドライバをダウンロードしてインストールせよとのこと.Wacomのドライバダウンロードページにアクセスし,導入ガイド(図1)の手順に従って最新版のドライバとソフトウェア一式をインストールしてみた.

…… 動かない T_T マウスは動くものの,クリックするたびにアラートが出て,使えない(涙)

「システム環境設定」で,セキュリティ設定を弄っていろいろ許可しないといけないらしいということが判明したものの,どうしても「入力監視」(ガイドでは「入力モニター」)の項目に必要事項を追記できない.

図2 ワコムタブレットユーティリティ

トラブルシューティング

いろいろググって試してみるも,うまくいかず,最後の頼みと「少し古いバージョンのドライバなら動く」との情報を信じて,まずはドライバをアンインストール.

ドライバのアンインストールは,既にイントール済みの「ワコムタブレットユーティリティ」を使えば可能(図2).図3に示す画面から「アンインストール」をクリックすればよい.アンインストールできたら,ドライバのダウンロードサイトから,古いドライバをダウンロード,インストールする.最新版は6.3.38-3というものだが,6.3.37というバージョンのドライバをダウンロードしなおして,インストールした.インストール手順は最新版のドライバインストール手順と変わらない.

図3 ドライバのアンインストール

結果

無事,動きました\(^o^)/ めでたしめでたし.

2020年4月6日月曜日

オンライン講義開始で何が起こったか

忙しい人のために結論を先に述べておくと,この記事は「大学のLMSに頼りきるのではなく,プランBをちゃんと用意しておこう」という話.以下,顛末を詳しく述べる.

図1 manabaのトレンド
2020年4月6日,いくつかの大学が2020年度の春学期を開始した.ご存知のとおりこの春は新型コロナウイルスがパンデミックの状態となっており,大学はこぞってオンライン講義に切り替えることとなった.各大学が右往左往しているのはここにあらためて記すまでもないくらい.

ところで,我々はTwitterのトレンドを解析するツールであるTWtrendsというシステムを運用しており,Twitterのトレンドをウォッチするのが日課となっている.4月6日,いつものようにトレンドのリストを覗いてみると,「manaba」というキーワードが目を惹いた.「manabaがどうした?」とその状況を調べてみると,図1のようなグラフになっていた.

TWtrendsの詳細については参考文献(Iio 2019)を参照されたい.ざっと説明すると,この図は「manaba」というキーワードに関するツイートを分析した結果を表している.大きな「manaba」は最も出現頻度が高かった言葉であり,それに関連する(同じツイートに含まれていた)単語が線で結ばれている.

「manaba」がトレンドに上がっていた理由は,立命館大学で利用しているmanaba+R(立命館大学ではこう呼んでいるとのこと)が朝の講義開始とともに学生からアクセス集中し,使えなくなったかららしい.それで学生がいっせいに悲鳴をツイートした結果,トレンドに上がることとなったという顛末のようだ.

この図から推測できるのは「『manaba』が『タイムアウト』しちゃって『開』けない.『不要不急』の講義参加は『諦』めて『マリオカート』でもするか,『二度寝』しよ」という図式である(もちろん,全ての学生がこうである,ということではなく,あくまで推測であることには注意されたい).

関連するツイートをいくつか追っかけてみると,印象に残るものとして「登録した学生が一斉にアクセスしたら落ちるシステムってどうなの?」などというコメントもある.まあ,そうねえ,ごもっとも…….ではあるが,最適化を考えると最大負荷をもっと低く見積もっていたとしてもしょうがないところだろう.平時なら,まあ,それでもしょうがないし,長期的な最適化を考えたら頷ける話だ.

さて,私の勤務する大学でもmanabaを使用しており,講義開始は若干遅らせることにしているとはいえ,いずれ講義を始める日はすぐに来る.先陣を切って例示してくださった立命館大学には感謝しつつ,不測の事態に備えねばなるまい.また,ひとつのシステムに頼り切るのではなく,万が一そのシステムがダウンしたときであっても,なんとかなるような「プランB」をきちんと考えておくことも大切だろう.

プランBとしては,以下のようにいろいろと考えられるが,その際に考慮しなければならないこととして,アクセス性(ユーザビリティ),コンテンツへのアクセスコントロール(セキュリティ),学生のプライバシー確保や著作権の配慮など,様々な観点がある.それぞれ一長一短あるので,注意が必要ではある.

  • 学外のLMSサービスを使う.たとえばGoogle classroomなど
  • 動画を使っている場合はYouTubeなど別のサービスに退避しておく
  • LINEやその他のSNSを利用してコミュニケーションのバックアップを用意する

図2 ある学生のツイート
なお同日,東大でも同様の混乱がみられたとのこと.たしかにTWtrendsをみてみると,東大で使用しているシステムの名称がトレンドに出ている.東大でもシステムにアクセス集中してサーバの反応が悪くなるという状況になっていたそうだ.しかし,それに対してきちんとプランBを用意していた某先生,有能ですね(図2のツイートを参照).

参考文献:
Iio, J., 2019, TWtrends ― A Visualization System on Topic Maps Extracted from Twitter Trends, IADIS International Journal on WWW/Internet, 17:2, 104-118

2020年4月5日日曜日

録画時のちょっとした注意と工夫

図1 見上げる方向からの撮影
最近のノート型パソコンにはカメラが内蔵されているものが多いので,オンライン講義やテレカンなどでそのカメラを使って自撮りすることが多いでしょう.しかし,そのまま使うと「下から見上げる顔」になり,どうしても不細工な顔に映って幻滅してしまいます(図1)

5年ほど前,「下から見上げるアングルで不細工に映っている女性が,カメラの位置を変えると『あら不思議』美人じゃないの!」という動画を撮影してSNSなどに投稿する遊びが,韓国で流行ったのを憶えている皆さんはどのくらい居るでしょう?

ググってみたら,当時の記事として「【やってみて】カメラアングル 下→上の変貌ぶりがスゴすげえぇ! ドヤ顔で自撮する若き女性たち」というネットの記事が残ってました.この記事の最後のほうで,当時の動画がまとめられています.なかなか興味深い動画です.

このように,人間の顔は下から見上げるよりも真正面,あるいは,若干,上から見下ろす角度のほうが魅力的に見えるようです.したがって,パソコンの画面上に付いているカメラをそのまま使うのは,避けたほうがよいでしょう.

図2 台をうまく使おう
ひとつの工夫は,パソコンそのものを台に載せる方法です.私は図2に示すような台を使ってカメラの位置を高くするようにしています.

このとき,注意しなければならないのは,キーボードやポインティングデバイスが使いづらくなってしまうことです.この状態で本体のキーボードやマウス,タッチパッドなどを使うことはオススメしません.別途,外付けのマウスやキーボードを用意するほうがよいでしょう.

なお,カメラ位置は上からのほうがよいと説明しましたが,あまり上から見下ろす角度にすると,別の問題が発生する場合があるので要注意です.適切な角度を見つけるように工夫してみましょう.

2020年4月4日土曜日

テレカン用サムネ画像素材


テレワーク全盛でZoomやWebexといったテレビ会議システムの利用が急速に普及しています.テレビ会議は参加者の顔が見えることによって,電話会議より臨場感があってよいですね.しかし,
  • ネットワークの帯域が足りない
  • すっぴんの顔をさらしたくない
  • 部屋が散らかってて恥ずかしい
などの理由で動画を切って音声のみで参加している皆さんも多いことでしょう.

しかし,音声のみの場合,つい気が緩んで席を外しがちになってしまう方がいらっしゃいます.その結果,「〇〇さん,聞いてる?」という不毛なやり取りが生じることも……

そのようなことが起こらないようにするためにはやはり顔出しが望ましいのですが,一方で,先の理由により出したくないというのも人情,分かります.ということで,そんな皆さんのために「私を信じて!」サムネ用画像を作りました.
\(^o^)/

ご利用方法

日本語版と英語版のイメージがあるので,どちらかお好みのほうをダウンロードしてください.必要に応じて,人物像のところにご自身のアバターを貼り込んでください(画像処理ソフトを使いましょう).アバターとメッセージの間の空白部分にご自身のお名前を貼り込んでおくのもよいでしょう.
元データはKeynoteで作っています.そちら,ご希望の方は,飯尾までご連絡ください.お譲りいたします.
私を信じて(日本語版)
Trust me(English version)


2020年4月3日金曜日

Zoomを使った「簡単」講義ビデオ作成方法

下記の方法で実際に収録した動画がどのようなものになるかは,下記の例をご覧ください.音質の違いに注意.本体内蔵マイクの利用がよいようです.

作成方法

Zoomを起動してログインすると,右のような画面になります.ここで「新規ミーティング」を選びます(左上のオレンジのアイコンをクリック!)
すると自分を写すカメラで動画が撮影されはじめて,右のようなウィンドウが現れます.ここで,下の列にある右から3つめの「レコーディング」をクリックして,動画の記録を始めましょう.ローカル(自分のパソコン)に保存するか,クラウドに保存するかが問われますが,とりあえずは自分のパソコンに保存するオプションを選べばよいのではないかと思います(「クラウドに保存」機能は有償版のみとの指摘あり).
パワポなどの画面共有は,緑のアイコンで操作できます.直感的に操作できるので,すぐに慣れるでしょう.画面共有中は,自分の画面は小さなウィンドウに表示されるようになります.
収録の終了は,記録を止めて,右下の「ミーティングの終了」をクリックすればOKです.終了後,小さなウィンドウが表示され,「いま記録した動画を作ってるよ!」というプログレスバーが出てきます.少し待ちましょう.
できあがった動画は,Zoomフォルダの下に作られるサブフォルダの中に,MP4形式で置かれています.これを素材として,皆さんがお使いのLMSなどにアップロードしてご利用ください.
ちなみに,収録環境はこんな感じです.これにBluetoothでマウスを接続して操作しています.必要に応じてBluetoothのキーボードを接続して使うこともあります.本体のキーボードやタッチパッドを操作すると,不要なノイズの元になってしまので要注意.
収録のTipsに関しては,「オンライン講義・収録のコツ」にまとめておきました.こちらも参考にしてみてください.

2020年4月2日木曜日

PC本体の内蔵マイクを使った動画撮影

Bluetoothヘッドセットを用いて動画を撮影したところ,音声の品質があまりよくないという難点がありました.十分に静かな撮影環境で,Macを使って撮影するのであれば,本体の内蔵マイクを使ったほうがよいというアドバイスを頂き,その条件で動画を作成してみました.どうでしょうか.Bluetoothのものと聴き比べてみてください(こちらのページにあります).今回作成した,内蔵マイクを使用したもののほうがだいぶ良い感じですね.


2020年4月1日水曜日

オンライン講義・収録のコツ

試行錯誤でやってみたときのメモです.オンライン講義収録の参考にしてください.収録にはZoomを,LMSはmanabaを使っています.


オンライン講義の収録手順


準備

「撮影中.立入禁止」
オンライン講義用ビデオの収録は日中の明るい時間が望ましい.以下,準備の際に留意すべき点を挙げる.

  • 研究室のホワイトボードを背景にして,ビデオ撮影環境を整える.ノートPCが撮影専用になってしまうので,Bluetoothで,マウス,(必要があればキーボードやヘッドセット)を接続しておく
  • 途中,通知が入ると気が散るので,「通知オフ(ナイトモード/おやすみモードなど)」にしておく
  • 研究室で撮影するときは,「立入禁止」の掲示を扉に示しておくとよい(右写真参照)
  • Bluetoothヘッドセットのマイクを使うと音声の品質がイマイチなので注意
  • カメラの位置合わせに注意.一般的なノートPCの画面上部に付いているカメラをそのまま使うと,下から見上げるようになってしまう.その結果,見目麗しくない画像になり,視聴者も不快に感じるリスクがあることに注意されたい.具体的には台を使って高さを上げるなどの工夫をするとよい

撮影

撮影は以下の手順で行う.
  1. Zoomを立ち上げ,会議をホストする.といっても参加者は自分だけ……
  2. ヘッドセットの接続状況を確認する.Zoomの起動時に切れるケースがあるので注意のこと
  3. 撮影中に画面共有する資料は,事前に起動して用意しておくこと.また,撮影に使わないアプリは終了させておくことが望ましい.メモリの負荷だけでなく,画面共有しようとしたときにウィンドウを円滑に選べるようになるから
  4. 準備が万全であることを確認したら,Zoomのレコーディングボタンを押す.すぐに喋り始めること
  5. 画面共有はレコーディングの後で落ち着いて行う.画面共有の状況からレコーディングしたいときは,Command + Shift + R (macOSの場合)でできるとのこと
  6. LMSのデータアップロード制限が50MBなので,ビデオは10分前後で区切る必要がある.画面共有で音声のみ配信している状況だとデータ量はさほど増えないが(静止画共有の場合),画面共有ではなくホワイトボードの前で大きな動作をすると短い時間で制限の50MBを超えてしまうので注意すること

撮影後の処理

撮影終了後,Zoomのミーティング(といっても先ほど述べたように参加者は自分だけ)を終了すると,レコーディングされた動画がMP4形式で保存される.保存場所は,デフォルトでは「書類」→「Zoom」以下に新たに作成されたディレクトリ(フォルダ)となる.必要に応じてLMSにアップロードし,ローカルのデータは削除しておこう(ディスクの肥やしとなり不要なので)

留意点

ホワイトボードの利用例
試行錯誤してみて気になったことを挙げる.解決したら順次,解決方法を記録する予定.
  • BluetoothヘッドセットとBluetoothキーボードはしばしば接続が切れてしまうので注意.できれば有線接続がよい.ただし,ヘッドセットは有線だと動作が制限されるのでトレードオフの関係にある.音声の品質は有線に分がある.撮影環境が十分に静かならば,PCのマイクでもよいかも(Macであれば,内蔵マイクを使うと声をきれいに録音できる)
  • ヘッドセットのイヤホン,インナーイヤータイプのイヤホンを両耳に入れてしまうと,自分の声がくぐもってしまって喋りにくいので,片耳は外しておいたほうがよい.片耳タイプのヘッドセット利用がよいかも
  • ホワイトボードは光の反射に注意.また,ホワイトボードマーカーは,インクがドバドバ出るタイプでくっきりはっきり書くこと.ライブ講義より気持ち大きめな文字で書かないと,カメラで拾いきれないので注意
  • ホワイトボードで書いて説明するときは,画面共有をオフにするのを忘れずに.画面共有状態の小さな画面では,ホワイトボードに何が書かれているか判別不明
  • ペンタブ等を用意できるのであれば,それらの利用もよいかも.デジタルのほうが,アナログなホワイトボードの映像データより,データ容量は抑えられるはず
実際に収録したコンテンツがどのようなものになるかは,例1(Bluetooth接続のヘッドセット内蔵マイクで録音したもの)や,例2(Macの内蔵マイクで録音したもの)を見てみてください.