チェンマイ大学,CMUで講義をしてきた.呼んでくださったのは,Collage of Arts, Media and Technology, CAMTのP先生である.実際のアプリケーション開発,運用方法,DevOpsとの関係など,自分の経験に基づいたリアルな話を,同大学ソフトウェアエンジニアリングコースの2年生40名程度に対して,2時間,話してきた.
チェンマイを訪問したのは17日から19日までの3日間である.宿と航空券はP先生が手配してくださったのだが,これがなかなか素敵な航空券で,17日の早朝の便でバンコクからチェンマイに飛び,19日のとても遅い便でチェンマイからバンコクに戻るという,もう,チェンマイを,3日間のあいだ存分に楽しんでくれい!と言わんばかりのチケットだった.
実際に講義を行ったのは18日の午前中,10時から12時までの2時間である.それ以外にも時間の許す限りいろいろと案内してくださって,P先生には頭が上がらない.
諸事情があって16日の深夜にバンコクに到着する便で東京から戻ったため,その日の夜は,スワンナプーム空港のなかにあるホテルに宿泊した.ということで,日本からの荷物を引きずったまま,チェンマイに向かうことになった.
チェンマイを訪れたのはこれで3度めである.高校の恩師が,いまリタイアしてチェンマイに住んでいて,今回の訪問を含め,毎回,訪れている.前回は,2年前にCMUで学会があったときに,最終日の夜に先生のご自宅を訪問した.
前回訪問したときに,しばらくバンコクに滞在することになりそうですという話をしていた.その際,「おう,クルンテープに住むのか」と先生が仰っていたことがとても印象に残っている.そのときすでにこちらに移住して10年ほど経っていたはずであり,すっかりタイの人になってしまったなあと思ったものだ.
ところで,今回の訪問ではチェンマイ大学の大きさに驚いた.以前,学会が開催されたキャンパスは,ダウンタウンにほど近いエリアにあるものであり,まあ,「普通の大学」サイズであった.中大iTLのような都市型キャンパスに勤務しているものからすれば,十分に大きいと感じたが,それは錯覚だった.
今回,チェンマイ空港に降り立った私をCMUのバンが拾ってくれたので,集合場所に迷わず来られたのだが,車が構内に至るなり驚いた.以前,来たことのあるキャンパスを通り過ぎ,郊外のキャンパスにやってくると,もう,圧倒的にスケールが違う.
そもそもどこからどこまでがCMUのキャンパスなのか,よくわからない.キャンパス自体が一つの街のようになっている.調べてみると14平方キロメートルあるらしい.といってもピンとこない.東京ドーム300個ぶんと言われても,どんなもんだ?ざっと計算して一辺が4キロメートル弱の正方形くらいといえば,その大きさが想像できるだろうか.
KMITLもたいがい広いが,以前,端から端まで歩かされたときには20分くらいだった.CMUの端から端まで歩こうとすると,1時間はかかるだろう.それほど広い.
また,学生たちは真面目な学生とそうでもない学生の両極端に分かれていたのが印象的だった.写真は授業が終わった後,皆で撮った記念写真である.前から詰めて座っているグループと,後ろに座っているグループの二つに分かれていることにお気付きだろうか.
授業開始前,講義の準備をしていたら,ぞろぞろと教室に学生たちが入ってきて,前から順番に詰めて座っていったので,たいへん驚いた.実に積極的,前向きでよい.こちらも,しっかり話をしてあげようという気になる.CMUの学生は真面目だなあと感心していたが,授業開始直前になって入ってきたグループは後ろのほうから詰めていったので,必ずしも全員が前向きに臨んでいるわけではないことに気付き,そんなもんかと微笑ましく感じた.
記念写真では「C」のマークを皆が作っている.中央大学の関係者がよくやるやつなので,なんで知っているんだ!とびっくりした.P先生に聞いてみるとこれはCAMTのCということらしかった.ていうかCAMTって「Collage of ……」の略だから,Cで代表させていいの?と思っちゃったが,まあ,マイペンライ.

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