2026年1月24日土曜日

ガパオライスの玉子(お気楽クルンテープ通信 No. 34)

タイの国民食,パッ・クラパオ(パッ・カオ,パッ・ガパオ),日本でいうところのガパオライスである.ミンチ肉をバジルと一緒に甘辛に炒めて,ご飯の上にかける.さらに,その上に目玉焼きをドーンと載せる.私の好きなタイ料理の一つで,こちらに来てからというもの何度も食べている.パッは炒める,クラパオあるいはガパオはスイートバジルのことで,バジルと炒める点が料理の名にもなっている特徴だ.

先日,SNSでパッ・クラパオの人気チェーン店を紹介する動画が流れてきた.いかにも美味しそうなそれを紹介している.店の名はMOOM GAPAO(ムームガパオ).ムーンにあらず.タイ語では,มุมกะเพรา と書く.มุมがムームで,กะเพราがガパオ(クラパオ),後者がバジルという意味なのは先に示したとおりなので,ムームはなんだろうかと調べてみると,どうも「コーナー」という意味らしい.ガパオ・コーナーということか.

さて,そのムームガパオ,バンコク市内に何軒もあり,さほど遠くないところに2店舗あったので,そのうちの一つに行ってみた.チットロムのオフィスビル,The Mercury Ville @ Chidlomの4Fに入っている店である.

行ってみたら,なんのことはない,完全にファーストフード店だった.日本でいうところの吉野家とか松屋みたいなもんかな.気軽に食べられるのは悪くない.私は結局,この手のB級グルメが好きだし,私の身の丈に合っているのだろう.

メニューは豊富で,いくつかの種類があるなかで,さらにそれらに関してチキンだのポークだの,肉の種類を選べる.せっかくだからとラインナップのなかではお高めのSavage Gapao Premium Beef をオーダー.98バーツ,昨今のレートだと日本円にして500円くらい.高いほうでその値段なので,やはりファーストフードは財布に優しいね.

Savage Gapao はスパイシーさを売りにしているようで,辛さは hot か very hot を選べる.もちろん.ぺ・マクマーク(very very spicy)と注文した.さらに,テーブルに置いてあったプリッ・ナンプラー(prik……唐辛子のナンプラー漬け)を投入し,追いプリックも欠かさない.

が,ちょっとやりすぎた.食べ終わった頃にはもう顔から頭から,汗が滴り落ちていた.でも,とても美味しかったからヨシとする.うん,大満足.

日本で食べられるガパオライスと決定的に違うのは,目玉焼きの玉子にアヒル(duck)の玉子を使っているところである.鶏卵よりも,黄身が大きくて迫力がある.エカマイ駅近くにある Phed Mark というパッ・クラパオの有名店でも,アヒルの玉子を使っていると書いてあった.これが本場のレシピなのかな.

ムームガパオ,うちの近所の2店舗の他に,タマサート大近くのThe Maharajにも入っているので,また訪れる機会はありそうだ.今回いただいたビーフガパオの他にも,定番のポークやチキン,変わったところでは鳥唐揚げのガパオなんかもあるらしい.いろいろと食べてみたいところ.

ムームガパオのウェブサイトで店舗一覧をみていたら,ちょっと面白いことに気付いた.それはガソリンスタンドに出店する戦略をとっているところ.公共交通機関が発達してきているとはいえ,まだ,渋滞が名物のここバンコク,車社会ということだろう.

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