2026年4月5日日曜日

バンコクの武蔵野線を行く(クルンテープ通信 No. 56)

バンコクには日本の飲食店チェーンが多数,出店している.メジャーなところでは,一風堂,CoCo壱番屋,焼肉ライク,すき家,かつ屋,大戸屋,やよい軒など.私が愛する松屋がないのがちょっと残念.

珍しいところでは8番ラーメンというチェーン店がある.このブログでも言及したことがあるが,バンコクに10店舗以上出店している北陸を中心に展開するラーメンチェーンである.いつかバンコク8番ラーメンの実力を探ってやろうと,虎視眈々とその機会を伺っていた.

今日は日曜日,お昼はラーメンの気分になり,そうか8番ラーメンに行ってみようと思い立った.せっかくだから,二度と行かなそうなところに行ってみよう.ネットで調べてみると,MRTイエローラインのバーンカピ駅近くにあるザ・モール・バーンカピに入っているらしい.よし,行ってみよう.

先に,イエローラインの位置付けについて少し説明しておきたい.このイエローラインは比較的新しい路線で,イミグレーションに行くときに使うピンクラインと同じ無人運転のモノレールである.MRTブルーラインのラットプラオから南下し,ぐるっと回ってまでBTSライトグリーンライン(スクンビット線)のサムローン駅を結ぶ.

東京でいえば武蔵野線のような位置付けで,郊外をぐるっと回る路線である.したがって,観光客が乗る機会はほとんどないだろう.実際,乗ってみると,乗客はほぼタイ人しかいない.ブルーラインやグリーンラインは市内中心部を走っているので,外国人観光客がたくさん乗っている.イエローラインはそれと対照的だ.市民の足である.

ラビットカードやクレジットカードで乗れるので,ローカル気分を味わいたければSRTより気軽に楽しめる.まあ,だからなんだという感じで,とくだんにオススメはしないけれど.

今日はサムローン駅から北上してみた.サムローンまで行き,そこで乗り換えである.日曜日の昼下がりなので乗客の数もさほど多くない.座れないことはないが,最前列に位置取って,前方の見晴らしがよいところに立ってみた.

サムローンを出発した列車は,ティッパワン,シーテーパー,シーダーン,シーベーリング,シーラサールと停車していく.駅の名前を見ていたら,やたらと「シーなんとか」という駅名が続くことに気付いた.

ライトグリーンラインのサムローン駅の隣はベーリング駅である.それに対してイエローラインの駅はシーベーリング.「シー」にどんな意味があるんだろう?横浜に対する新横浜みたいなもの?

チャッピーに訊いてみたら,「シー」というのは「高貴な,めでたい,栄光ある,尊い」という,縁起がよく格式の高いニュアンスを加える接頭語とのこと.新しく作った路線の駅名に,新なんとかとせず,尊い名前を付けるとは,気が利いている.そういえばシーロムもタイ語ではシー・ロムと書いてある.同じニュアンスなんだろうか.

さて,目指すは8番ラーメン,バーンカピで降車し,モールへ向かった.このモール,メガモールという感じで巨大すぎる.気分は,武蔵野線に乗ってイオンレイクタウンに行く感じだろうか.

8番ラーメンを探すのすら苦労した.3Fのレストランフロアに発見し,無事,目的達成.トムヤムクンラーメンと水で151バーツだった.リーズナブルなお値段である.味は,まあ,チェーン店なので,こんなもんだろう.

1Fの広場でイサーン地方か北部地方らしき屋台村イベントが催されていた.わーお.どの屋台も美味しそうな料理で溢れている.イサーン料理大好き.

豚料理の屋台が出ていて,1種類,100グラムで70バーツ,3種類だと200バーツというので,せっかくだから3種類の豚料理を買ってみた.料理の名前は,豚肉の唐揚げ,ムー・クローブ(写真奥)しかわからない.チャッピー頼みで申し訳ないが,帰ってきてチャッピーに教えてもらったところによると,ムー・パッ・プリックゲーン(写真手前左)とムー・トート・ガーリック(写真手前右)というものらしい.

帰りはラットプラオまで乗り,ブルーラインに乗り換えて帰宅した.帰宅後,買ってきた豚料理で一杯.ビアシンによく合う.いずれも美味しかった.ごちそうさまでした.

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