2026年3月3日火曜日

続・バンコクに帰れなくなった件(お気楽クルンテープ通信 No. 46)

乗り継ぎ便がキャンセルされた可哀想な子羊ちゃんたち3名を乗せたエーゲ航空335便は,滑るようにアテネ空港に着陸した.ここから,我々の悪戦苦闘ぶりをできるだけ詳しく記録すべく努力する.似たような状況に巻き込まれたときは,ぜひ,参考にしていただきたい.

まず,気になったのは,預けた荷物である.次の便がキャンセルになったのだから,預けた荷物の行き先が気になるところだろう.バゲージクレームまで進み,歩いていた係員を捕まえて「次の便キャンセルやねんけど,荷物はどうなるん?」と聞いてみた(注:拙い英語で質問している様子を拙い関西弁で表現しています).

すると,「まあ,通常は出てくるけど,バゲージクレームのカウンターで聞いてみ?」とのこと.そこで,いくらかすでに列が出来ていたカウンターに並び,「どうすればええねん?」と尋ねてみた.

担当のオバちゃん曰く,「ドーハ行きのあんたらは7番ベルトから出すから待っとき.ドバイ行きの君は付いてきて.フォローミー」と,なかなか素敵な対応であった.ドバイ行きのS先生とはここでサヨナラである.

7番ベルト前でしばらく待っていると,はたして,我々の荷物が流れてきた.これで,とりあえず預け荷物問題は解決した.ぼーっと待っていただけでは荷物が出てくることはなかったわけで,コミュニケーションの大切さを実感する.

次は,代替便の手配である.思えば,初めて海外旅行をしたときに,ローマから出る帰りの便がストライキで3時間遅延し,どこで乗り継ぎだったか忘れたが日本行きの乗り継ぎに間に合わないということがあった.

そのときは,地元に住んでいるという日本人のお姉さんが助けてくれて,イタリア語で窓口と交渉してくれたのである.急遽構成された日本人団体様十数名御一行は,アリタリア航空が手配してくれたホテルに送られ,翌日の便で無事に日本に戻ってこられた.そのときの話も面白い話があるが,今回とは全く関係ないので割愛する.

その経験を活かして,とにかく交渉だ,今回は自分でなんとかするぞぅ!と意気込んではみたものの,どこに行けばよいのか,まず,それがわからない.

とにかく乗り換えカウンターかチェックインカウンターか,出発ロビーに行くべきだろうと上の階に上がってみる.インフォメーションがあったので,カタール航空のカウンターはないか?と聞いてみたら,カタール航空のサービスカウンターが向こうにあるからあっちに行けとの回答を得た.

向かってみると,たしかに,ポツンと一つ.カタール航空のマークが出ているカウンターがある.しかし,客が列をなしているかと思えばそうでもない.どういうことだろう?

その答えはすぐにわかった.カタール航空サービスカウンターのおネエさん,とにかく塩対応なのである.

「ドーハ行きの便がキャンセルになった.バンコクに帰りたい.どうしてくれる?補償は?」などと粘ってみるも,「ここでは何もできない.メールが来るからそれで対応しろ」の一点張りなのだ.「荷物ピックアップした?」とは聞かれたので,そのあたりのケアはしてくれるらしい.しかし,その問題について,我々はすでに自力で解決済みである.

いやはや困った.埒があかない.これはいよいよ自力でなんとかしなければないのか?我々の運命やいかに?

写真はハニア空港にあった観光案内のインスタレーション.私も持っているキネクト互換品のセンサーが設置されていて,ジェスチャー操作でコントロールできるようになっている.が,とにかく使いづらいことこのうえないし,操作していると疲れる.とにかくジェスチャーコントロールみたいなことをやってみたかったんだろうな.担当者の気持ちはよくわかる,でもなあ……という案件.

続きます.

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