2022年4月29日金曜日

オンライン・プログラミング演習がいよいよスタート

かねてよりここで報告してきたように,オンラインでプログラミングの学習を行う演習(ゼミ)が軌道にのってきた.準備そのものをオンラインでやるのはなかなか難しかろうと,初回と二回目は教室に集まってもらったが,(いろいろと事情があり)第三回目は教室に集まったのは3名だけで,残りのメンバーはオンラインで参加するという状況になった.

この図は,オンラインで講義資料を配信しつつ,各学生による実習の様子をモニタリングしているところである.左側が配信している資料の画面,右側が学生の作業をモニタリングしている画面である.

学生と共有している画面のアップデートがあるとフォーカスが移動するような設定になっているのか,ときおり,不自然な動作が起こるとか,あるいは,コンテンツの共有がうまくできている学生とそうではない学生がいるとか,不可解な動作を示すところも残っているが,全般的には,想定したとおりのイメージで演習を進めることができた.

このMultiViewとGoogle Colaboratoryを併用したプログラミング指導は,オンラインだけでなく,教室に集まって授業をするときでもそこそこ有効に使えそうだということもわかった.このアイデア,Google Colaboratory以外にも,文書作成画面をGoogle Docsなどで共有するとか,いろいろな場面で使えるかもしれない.まさに発想次第といったところか.

しかし,教室に来た学生の次の一言も印象的だった.やはり,オンラインでは情報量が圧倒的に制限される.教室の良さ,F2Fコミュニケーションの意味を,彼女は噛み締めていたのかも.

「わたし,教室に来なきゃ,たぶん置いてかれるわ……」

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