著者の自分が言うのもなんですが,この本の一番の面白さは,実際に手を動かしながら本を読み進めていくと,それなりのアプリをきちんと作り上げることができるところです.しかも,当時院生だった中村絵理子さんがきちんとデバッグしてくれて,記述のおかしなところ,間違っているところ,不足しているところなど,全て潰してくださったので,ほぼ迷うことなく最後まで演習を進めていくことができるようになっています.
2021年5月29日に,Open Source Conference 2021 Nagoya (Online) のオンラインイベントで入門セミナーを実施します.無料ですので,Webアプリ開発に興味のある皆さんは,ぜひ受講して,面白いなと思ったら,本書を読んでさらに学習を深めていただければ幸です.
【目次】
第1章 開発環境の導入
1.1 Webアプリの構造1.2 開発フレームワークとは?1.3 Ruby on Railsと開発ツール1.4 Rails 環境の導入1.5 第1章のまとめ
第2章 匿名電子掲示板を作ってみよう
2.1 Railsを学ぶ前に2.2 Railsの第一歩2.3 シンプルな電子掲示板2.4 第2章のまとめ
第3章 簡易SNSを作ってみよう(基本編)
3.1 作成するシステムの概要3.2 ユーザ管理の導入3.3 ユーザ管理のカスタマイズ3.4 マイページ機能3.5 投稿機能3.6 第3章のまとめ
第4章 簡易SNSを作ってみよう(発展編)
4.1 体裁(見た目)の修正4.2 新着投稿への対応4.3 便利な機能の追加4.4 Herokuへ配備4.5 第4章のまとめ
第5章 オンラインイベント支援システムを作ってみよう(基本編)
5.1 複雑なモデル5.2 トラックやセッションの管理5.3 ユーザ管理とマイページ5.4 「参加登録」機能5.5 第5章のまとめ
第6章 オンラインイベント支援システムを作ってみよう(発展編)
6.1 レコメンデーション機能6.2 管理者機能の追加(前半):イベントとデイの管理6.3 管理者機能の追加(後半):トラックとセッションの管理6.4 第6章のまとめ
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