2019年度に,中央大学は国際情報学部と国際経営学部という2つの学部を設立した.私が所属する学部は前者の国際情報学部,愛称をiTLという.なお,国際経営学部の愛称はGLOMACである.
両学部は似て非なる学部
両学部はどちらも他の既存学部と比べると小規模学部,かつ,「国際」を関する学部名を持ち,なにしろ2019年に同時開設ということで双子学部という位置付けにある.しかし,両者はこれまで積極的な交流をしてくることはなかった.一番大きな理由は,設置されたキャンパスが異なるためである.
iTLは新宿区市ヶ谷にある市ヶ谷田町キャンパス,一方のGLOMACは文系学部および本部のある多摩キャンパスである.かなり距離があるため,学生も教員も,双方がこれまで積極的に交流を進めることはなかった.
そこへ来てのこのオンライン生活,学生たちの交流にはさらに制限がかけられて,関係者のフラストレーションは溜まる一方であったことであろう.新入生も,入学したはよいが,という状況で,新入生に対して少しでも交流できればと,iTLの2年生が中心となってオンライン交流会を何度か重ねてきた(既報の記事).
オンラインによる交流会
そしてiTLとGLOMACである.どちらの学生が言い出したか,オンラインで交流会を計画し,盛況であったとの報告が上がってきた.9月某日の夜,2時間ほど,両学部の1,2年生が30名ほどZoomでオンラインイベントを実施し,親睦を深めたそうだ.
学生が書いてきた報告書をざっと拝見したところ,イベントの内容は,国際2学部らしく,英語と日本語でグループセッションをやるなど,なかなか充実した内容だったようである.参加者へのアンケートの結果をみると,満足度もかなり高かったようにみえる.今後まだしばらくはこの状況が続きそうなので,月イチで続ける予定だとか.
転んでもただでは起きないというか,さすがウチの学生というべきか(←身びいきゴメンナサイ),オンラインならではの,こんな活動もあるんだなあと感心した次第である.
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