後期の講義が始まった.所属学部での講義ではないが「PC教室でPCを使う演習含みの講義だから」と対面講義を希望した.そして,その旨を申請したところ「対面講義で実施してもよい」という許可を得たので,対面での講義を再開することができた.
今回,いろいろと個人的には思うことはあるが,まあとにかく対面講義を再開できでよかった.なによりヨイなと思ったのは,ソーシャルディスタンス確保で,図のような座席指定が行われたことだ.
いつもはゴンズイ玉のように教室の後ろに固まってしまう傾向がある学生たちではあるが,この制限により教室にまんべんなく散らばり,教室全体として一体感を醸成できたのは怪我の功名というか,転んでもタダでは起きないというか,とにかく「瓢箪からコマ」的なメリットであった.
なお,ゴンズイ玉状態は二酸化炭素濃度の高まりをもたらし,その結果居眠り多発という好ましくない学習環境を導くので要注意.二酸化炭素濃度計を用意して科学的に「ほらこの状態は望ましくないゾ」とやる先生もいらっしゃると聞いたが,ともあれ,3密回避の思わぬメリットを感じた瞬間であったことは間違いない.
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