2021年9月5日日曜日

【TWtrendsの裏側】#001

 TWtrendsの裏側について,ぽつりぽつりと語っていくことにしたい.まずは,データを収集するところから.

Twitterのデータは,Twitterが用意しているDeveloper向けAPIを叩くことで取得することができる.まずは,https://developer.twitter.com/ にアクセスするところから始めよう.なお,その前にTwitterの一般アカウントを持っていることが前提である.

ところで,上記サイトにアクセスすると現れる地球儀,白丸で表されている都市をクリックすると,そのときにその地域で話題になっているトレンドを表示することができる.地球儀もマウスでグリグリと回すことができるので,Twitterがグローバルに使われている様子がわかって面白い.

このページの下のほうには,いろいろとユースケースを紹介している.そのなかに,Do researchとあるのが素晴らしい."Use the Twitter API to get historical and real-time data points for your next research project.(次の研究プロジェクトに向けて,蓄積された,あるいはリアルタイムのデータを得るために,ツイッターのAPIを使おう)"とある.「Learn more →」をクリックしてもう少し調べてみる.

"From social science to computer science, advance nearly any research objective on topics as diverse as the global conversations happening on Twitter.(社会科学からコンピュータ科学まで,Twitterで行われているグローバルな会話,それほどに多様なほとんど全ての研究を進める)"だそうである.

どんなツールが使えるかとか,利用者向けのフォーラムだとか,このページからアクセスできるさまざまな研究開発用リソースが用意されているので,必要に応じて使えばよい.いずれにしても,社会情報学研究の情報源として期待できることを理解できる.実施,Twitterを対象として各種の分析を加えている研究は,山のようにある.そのなかで,どのようなオリジナリティを出していくかが重要である.

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