2021年3月7日日曜日

動き続ける健気なストップウォッチ

昨日,急遽,某オンラインイベントのLT(Lightning Talk)に出場することとなった.「5分のタイマーが必要だなあ」とiPhoneのストップウォッチを開いてみたら,とんでもなく大きな時間が刻まれていてビックリした(下図).いったいいつから時間を刻んでいたものか.

「あれえ?おかしいなあ」と感じたのはしばらくしてからである.1000時間を越えているということは,1ヶ月以上前に「開始」ボタンが押された計算になる.しかし,数日前に,OSのアップデートをしたはずだ.そのときは,さすがにアプリは終了していたはず.はて,時を越えて健気にタイマーは動き続けていたのだろうか?

検証してみた

そもそも,ストップウォッチを常に使い続けていたわけではないので,別のアプリを使っていたときにはバックグラウンドに回っていたはず,というかスリープするんじゃないの?でもスリープ時にストップウォッチが止まっちゃうのは困るよね?

そんなわけで,確かめてみた.

まず,時計アプリを起動して,ストップウォッチを開始する.タイマーが動いている状態でホームボタンをダブルクリックし,アプリ切り替え画面にする(図).さらに,時計アプリを上にスワイプして終了させる.さて,しばらくしてそのあと時計アプリを起動すると,どうなるだろうか?


結論.30分後にアプリを起動したらきっちり30分,時間が刻まれていた.もちろん,その間,アプリは起動していないことが明らかなので,刻一刻とタイマーが動いていたわけではなく,再起動時にUnixエポックをみて再計算されたものであろう.

ということで,落ち着いて考えてみればどうということはないが,少しびっくりした次第.

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