講義の目的と到達目標
人工知能とユビキタス社会,それを支える自然言語処理について学ぶ.講義の内容
オントロジと呼ぶ分類知識モデルを使い,人工知能とは何かについて学ぶ.また,人工知能の基礎となる言語処理の基礎について学習する.
講義計画・資料
- 人工知能とは何か
- 人工知能とは何か,人工知能システム,知的情報処理とは何かについて,その概要を説明する.
- 宣言型プログラムと述語論理
- 宣言型プログラムとは何か,一般的なプログラミングとの違いを学ぶとともに,述語論理(記号論理)の基礎について学習する.
- 述語論理の基礎
- 述語論理を利用した推論について,その基本的な考え方を学習する.
- 述語論理の研究(アルゴリズム)
- 述語論理に基づくシステム(機械的な証明)のアルゴリズムについて学ぶ.
- 述語論理の研究(アルゴリズム)[続き]
- 述語論理に基づくシステム(機械的な証明)のアルゴリズムについて学ぶ.講義資料は前回の後半を使います.
- 述語論理の研究(その取扱い)
- 述語論理とプログラミング上の表現について学ぶ.[PC教室(3451)で実施します]
- 人工知能言語(Prologとその応用)
- 人工知能システムで利用されるプログラム言語としてPrologについて学び,またその考え方が応用されている例について学習する.[PC教室(3451)で実施します]
- 人工知能言語(Prologとその応用)[続き]
- 人工知能システムで利用されるプログラム言語としてPrologについて学び,またその考え方が応用されている例について学習する.講義資料は前回の後半を使います.[PC教室(3451)で実施します]
- 人工知能言語(Prologとその応用)[さらに続き]
- Prologの応用プログラムとして8クイーン問題の解法を取り上げる.[PC教室(3451)で実施します]
- 人工知能言語(Lispおよび派生プログラム)
- 人工知能システムで利用されるプログラム言語として,LispおよびLispから派生した各種のプログラム言語について学ぶ.
- 自然言語処理とは何か
- 自然言語を扱う情報処理として,自然言語処理とは何か,どのようなことに留意する必要があるかについて学ぶ.
- 自動翻訳システムと日本語処理システム
- 自然言語処理の応用例としての自動翻訳システム,日本語処理システムについて学ぶ.
- コーパスとオントロジー
- 言語処理で重要な役割を果たすコーパスとは何かについて学ぶ.また,オントロジーとは何か,オントロジーがどのように利用されているかについて学ぶ.
- 機械学習
- 人工知能に対する現実的なアプローチである機械学習の基礎について学ぶ.
- 期末試験
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