講義の目的と到達目標
WWWの基本技術から最新動向まで、演習を交えて学習する。Webコンピューティングの概要を理解し、実際にシステムを構築できるようになることを目標とする。
講義の内容
現代のネットビジネスを支えるWebコンピューティングに関する基礎的な要素技術と、Webアプリケーションに関する動作の仕組みを、具体的な演習を交えて学習する。またAjax技術やWeb2.0といった新しい概念や、オープンソースソフトウェア、XMLといった最新Webコンピューティングに欠かせない関連技術動向を学習し、最新技術をキャッチアップできるようになるためのスキルを身につける。
講義計画・資料
- WWWの基本と仕組み(4/12)
- WWWの歴史とWWWに必要な要素技術について学ぶ。
- 講義資料 PDF
- 担当: 清水浩行
- Webの表現技術(1)(4/12)
- Webの表現技術(2)(4/12)
- 動きを実現するJavaScriptとWeb標準を学ぶ。
- 担当: 清水浩行
- アプリケーションの記述言語(4/19)
- Webアプリを記述する各種のプログラム言語(スクリプト言語)の概要を学ぶ。
- 講義資料 PPT
- Webコンピューティング演習(1)(4/19)
- 簡単なWebコンテンツの作成を行う。HTMLによる静的なコンテンツの作成とDHTMLによる動的なコンテンツの作成と評価を行う。
- Webアプリケーションの仕組み(4/26)
- Webアプリを構成する仕組みや、関連する概念、開発の概要について学ぶ。
- 講義資料 PPT
- クラウドコンピューティング(4/26)
- サービス化するコンピューティング環境とその上で動作するWebアプリの関係ついて学ぶ。
- 講義資料 PDF
- Webコンピューティング演習(2)(5/10)
- Webコンピューティングの一例としてCMSを題材に演習する(システムのインストールと設定)
- 講義資料 PPT
- Webコンピューティング演習(3)(5/10)
- Webコンピューティングの一例としてCMSを題材に演習する(コンテンツの作成と運用)
- オープンソースソフトウェア(1)(5/17)
- オープンソースソフトウェア(2)(5/17)
- Webコンピューティングに不可欠な要素であるOSSについて学ぶ。
- Webとリッチクライアント(5/24)
- Webアプリケーションの使いやすさ(5/24)
- ユーザ・エクスペリエンスの向上と、ユーザビリティの重要性について学ぶ。
- XML概論(5/31)
- オープン性と集合知(5/31)
講義の進め方
4/12から5/31まで、金曜日午前中の集中講義で実施する。座学および演習を行う。演習では実際にシステムの構築を行う。
成績評価
出席50%、レポート50%で評価する。