まずはこの二つの出力の違いをよく見比べてみてほしい.上半分は通常の rbenv --help を実行した状況で,下半分は,環境変数 RBENV_ROOT を無効にした状態での rbenv --help の出力である.
学生が,rbenv install したいのにできません!と泣きついてきて,なんだどうした?といろいろやっていたら,こんな状況に.rbenv --help しても install と uninstall がリストに出てこない……
こんな状況初めて見たぞ?といろいろググってみたら,どうも install 関連のコマンドはプラグインとして実装されているらしく,環境変数 RBENV_ROOT が設定されていないと使えないもよう.echo $RBENV_ROOT してみると,たしかに私の環境では設定されているが,当該学生の環境では設定されていない.
まあ,いろいろとデバッグしていったら,どうも anyenv をインストールした際に,anyenv の初期設定をするコードを .bashrc に書き加える作業をすっ飛ばしていたらしく,その悪影響が及んだということのようであることが判明したのだが,それにしても,いろいろ起こるなあ.
それにしても,おそらく似たような慌てん坊は全国にたくさんいるようだ.こういう状況こそ改善すべき,なんだろうなあ.
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